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真に効果的な英語学習法が分かる ー 外国語学習の科学(白井恭弘著)

個人的には、いわゆる「自己啓発本」「成功本」の類に書いてあることは、読み物としては面白くても、効果のほどについては話半分に聞かなければいけないと思っている。なぜかというと、ほとんどの本は「わたしはXXをしたから成功した、だからあなたもXXすれば成功する」というロジックで書いてあるから。ここで「XXは成功に対して効果があった」ということをちゃんと示すためには、「他の条件を全く同じにしつつ」、比較対照群として「わたしはXXをしなかったら成功していなかった」ということも同時に示さなければいけない。個人でこれを立証するのは不可能だから、こういうロジックで書いてあることを鵜呑みにするのはどうかと思う。 これは巷に溢れるいわゆる「英語学習本」「英語教材」に対しても同じで、ほとんどが「私はこういうメソッドを使ってTOEIC 990点を取った、だからあなたもやればTOEIC 990点を取れる」というロジックで書いてある。こういう本の著者に限ってだいたい留学したりMBAを取ったり外資系に勤めたりしていて、英語力向上の背景にある他の要因、例えば自分の内発的な動機とか外部環境とかを一切無視していたりする。だいたいそういう状態におかれた人のモチベーションの高さというのはすさまじくて、そういう人は実際、その主張するメソッドを使わなくても英語力が向上してTOEIC 990点を取っていた可能性が高い。つまり言ってるのは「必要に迫られたのでとにかく必死に勉強したら英語力が上がったよ」ということでしかない。そりゃそうだろうね。 そういった意味で、この本外国語学習の科学ー第二言語習得論とは何か(白井恭弘著)には好感が持てる。外国語学習(Second Language Acquisition)論のまとめとしても使えるように、との筆者のねらいから、「外国語を学習するとはどういうことか、どういう要因がその成果に影響を及ぼすか」ということについて、あらゆる側面についての研究が紹介されている。根拠となる参考文献も全て示されているので、必要に応じてソースに当たれるし、主張の信憑性はいわゆる「英語学習本」よりもはるかに高いとおもう。トピックは、ばっと列挙するだけでも「第2言語学習における母語の影響はどのくらいか」「学習開始時の年齢要因・臨界期は存在するか」「文法事項はどういう順番で学習されるか」「アウトプットは必要か」「効果的な教授法はどのようなものか」などなど多岐に渡っていて、それだけでもとても質の高い「まとめ」になってる。 もちろん、「効果的な外国語学習法」を求めてこの本を読みたい人もいると思うのだけど、それだけを目当てに読むと、途中では研究や基本概念の紹介などが続くので「ようするにどうすればいいの?」としびれを切らすかもしれない。でも、最後にちゃんと「効果的な外国語学習法」という章があって、ここでは研究成果を踏まえながら学習法についてのまとめが書いてあるので、最悪、邪道だけどここだけ読んでもエッセンスが分かるかもしれない。とりあえず下に、この本に書かれている外国語学習についての主張を、自分のバイアス付きでまとめてみるので、簡単に知りたい人は参考にしてみてください(各項目の最後の段落が、自分の意見で、それ以外は著者の主張もしくは紹介です)。 始めるならなるべく早く どうやら年齢要因はかなり強いらしいので、外国語学習を始めるなら早いに超したことはない。ただし、いわゆる「臨界期(この年齢を超すと外国語学習が著しく困難になる年齢)」の存在については研究者間でも意見が大きく分かれている、とのこと。 個人的には、「始めるならなるべく早く」ということには、機会損失を防げるというメリットが一番大きいと思う。逆に言うと、英語を1年間勉強するのが遅れたら、その1年間に「もし英語ができていたら享受していたかもしれない恩恵」を失うデメリットが大きい。個人的な経験だけど、一度身につけた英語力は、使い続けているうちは簡単には減らない。そして不思議なことに、英語ができる人ほど英語を使い続けるためのコストは小さいし、使い続けられる環境に恵まれる確率も高くなる。これはロケットの慣性に似ている。 大人になってからネイティブ並みの発音を身につけるのは著しく困難 これは多くの人の経験とも一致すると思う。でも個人的には、「ほぼネイティブレベル」ならそんなに難しくないと感じるし、ほとんどの人にとって「ほぼネイティブレベル」で十分。むしろ「イントネーションとかリズムの方が個々の音の発音よりも重要」というのが知見だそうだ。 外国語学習に対する「適性」というのは確かに存在する アメリカでは、どうしても外国語が学習できないという「外国語学習障害」というのが認められつつあり、これに認められると大学の外国語の単位を免除されるらしい。残念ながらこういう人はある割合で存在するが、大切なのは、適性を多様に捉えて、自分の適性(分析が得意か記憶が得意か)に合った学習法を使うことだという。 性格が外向的なほど良い いわゆる「非コミュ」は外国語学習に対しても不利だそうだ。ただし、内向性というのは、学業成績とは正の相関があるそうで、こっちのほうが個人的には興味深い内容だった。 学習対象言語を話す人や文化に興味を持つ これを「総合的動機付け」と言い、「TOEICが必要」「就職に有利」といった「道具的動機付け」よりも重要であるそうな。 「アメリカかぶれ」みたいなのも結構重要ということか。 インプットはものすごく大切 外国語学習には、意味の理解できる文を大量にインプットすることが欠かせない。これに反対する研究者はいない。「聞いても20パーセントしかわからないような教材を聞くより、80パーセント以上分かる教材を何度も聞いたほうが効果があります」とのこと。 これはまぁ、最近ではほとんどの英語学習本にも書かれていることなので大丈夫かと。もちろん、学校の授業や英会話学校だけでは圧倒的に足りない。 「アウトプットの必要性」 アウトプットそのものが言語能力の向上につながった、という結果はあまり出ていないそうだ。「それまでまったく話さなかったのに、突然完璧な文で言葉を発し始めた子供」が居ることから、必ずしも実際にアウトプットする必要は無いようだ。ただ、こういう子供らも、その前には必ず頭の中で無意識的にしろリハーサルをしていると考えられるから、キーとなるのは「アウトプットの必要性」だそうだ。 実際、頭の中でリハーサルしているときの脳の活動をfMRIで調べると、実際に話しているときに近い活動が観察されるとのこと。これは、英語を話している時間が何倍にも増えたようなもの。 「英語学習にはアウトプットが大事!」というのが最近の潮流だと思うけど、必ずしもそうでないかもしれない。英語学習本によく書いてある「英語で日記をつけてみる」「英語で独りごとを言ってみる」というのも重要かもしれないけど、実際に口に出す必要はなくて、頭の中でリハーサルするだけでも同じ効果が得られるということ。 スピーキングのしすぎも問題 ブロークンな表現が身に付いてしまう可能性があるので、あくまで「インプット>アウトプット」で。バランスを大事に。 そういえば勝間和代氏が、著書の中で「勉強においてはインプットとアウトプットは半々にしろ」という主旨のことを述べているけど、これは外国語学習には必ずしも当てはまらないので、特に初心者のうちは気をつけたほうがいいと思う。 三単現の-sができないからといって落ち込まない 多くの研究によって、三単現の-sが実際に使いこなせるようになるのはかなり後のことだということが示されているとのこと。 これは自分にとっても目からうろこだった。確かにそうだよなぁ。今でこそ、この三単現の-sとか、疑問文とか否定文では動詞が原形、現在完了では過去分詞形、といったことについて、話してるときにもほどんど間違えなくなったけど、けっこう最近(具体的には、TOEICで 800点台まで)は話していてもしょっちゅう間違えていた。この文法規則を学習するのは中学生なのだけど、「自分はこんな簡単なこともできないのか」と自分を責める必要は無いようだ。 言語を使ってメッセージを伝える、ことに学習活動の重点を置く つまり、英語「を」学ぶのではなく英語「で」学ぶ、ということ。自分の興味のある分野を読んだり聞いたりすると良い。 単語は文脈の中で覚える 大人になると、九九のようにひたすら暗記する能力が下がるので、文脈と結びつけたり、必要であれば語呂あわせをつかったりして単語を覚えるのは大切。 結局内容をまとめると、最も大事なのは「インプット理解とアウトプットの必要性」であって、これは巷に溢れる「英語学習本」に書いてあることの最大公約数的なアイデアなのには少し拍子抜けしてしまうかも。でも、巷に溢れる「英語学習本」を何十冊も買ってきてその最大公約数を取るよりは、この本を1冊買ってそのエッセンスを理解した方がはるかに安上がりなんじゃないかな。

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最強のメモツール Evernote の API を使ってみた

ついに出ましたね。最強のメモツールEvernoteのAPI。 けっこう前から2008年夏にAPIリリース予定という情報はあったのだけど、夏を過ぎてもなかなか出ないのでEvernoteはオーストラリアで開発されてるんじゃないかと悶々としながら待ってた甲斐があった。 Evernoteいいですよ Evernoteがどんなメモツールかについては色々なところで語られているのでここでは割愛するけど、自分がここ半年間のうち試した色々なツールの中でも、自分の知的生産作業に対して最も大きなインパクトがあったツールの一つだと思う。MSRでインターンしてた頃から使ってたのだけど、使用感とか、同期の具合とか、インターフェースとかが的確にツボを突いているのでひどく気に入ってしまい、今では、論文管理、ブックマーク、Webクリッピング、ミーティングや講演・学会発表メモ、読書メモ、チェックリスト(レバレッジ本田直之さんの「習慣チェックリスト」に近い)、日記などを含めて全てまとめてEvernote上で管理するようになってしまった。”Remember everything”とはよく言ったものである。 そんな感じで調子こいてメモを作成しまくっていたので、今では1200件以上のメモが溜まってしまったわけで、これだけ情報がたまるとこのツールを自分でハックしたいと思うのが自然な流れだと思う。Evernoteに溜まってるメモ自体が自分の「知的生産ログ」みたいなものなので、自分の知ってる自然言語処理技術使っていろいろ遊んだらきっと楽しくさらに実用的に決まってる。例えばEvernoteではタグ付けてメモを管理できるが、メモの内容(や欲を言えばそのリンク先まで含めた内容)を基にして自動クラスタリングして可視化できたら便利に間違いない。曖昧+関連検索などを絡めてキーワード検索をもっと賢くしても良いと思う。今のWindowsクライアントに付いている検索ボックスは動作が怪しく、せめて日本語をちゃんと扱えるようにもしたい。などなど。 Evernoteには一応メモのエクスポートが付いてるが、内容ダンプみたいなものでXMLをせっせとパースしなければいけないし、これをハックするのは何かが違う気がする。そこでAPIを使ってスマートに直接サーバーのDBに問い合わせできれば嬉しい。 APIを使うまで API情報はだいたいこのページにあるのでひとまず読んでみましょう。 Evernote API Overview | Evernote Corporation http://evernote.com/about/developer/api/ API keyの発行は、よくAPIサービスにありがちなように、申請すると自動で発行してくれるようなものではなくて、フォームから直接サポートへ問い合わせる必要がある。どちらかというと、ユーザーに一般公開しているというよりは、サードパーティーにクライアント作成用のSDKを配布しているノリに近い。上のページのリンクをたどっていくとこのフォームにたどり着く。リンクミスではない。 Evernote Support | Evernote Corporation http://evernote.com/about/contact/support/?application=Other&summary=API+Key+Request#inquiry ここに「すごく・・・API Key欲しいです・・・」の旨を書いて問い合わせ。1営業日ぐらいでメールで返事が来る。このあたりのプロセスは既に経験した方がいらっしゃるようだけど、どうやら簡単にはAPI Keyを発行してくれない様子。自分の場合、最終的には – 名前 – 使用目的 – 組織名(ユーザーがアプリを認証するときに表示される) – 必要なアクセス権限(書き込み/読み込み/両方) を聞かれてそれに丁寧に答えたらそのさらに1営業日後ぐらいOKがもらえ、API-KeyとAPIを試せるSandboxのURLをメールで連絡してもえる。このあたりの情報は最初から問い合わせフォームに書いておけば一発で済むかもしれない。 APIからのアクセスはSandbox上で全て行い、そこで自作アプリを十分に試して、もうOKなら向こうに伝えれば本システムのほうでもAPI-Keyが使えるようにアクティベートしてもらえるとのこと。Sandboxのほうは 画像認識システムが別になっていて、本システムよりも遅いかもしれない、らしい。Sandbox上にWebからアクセスしてアカウントを登録すればAPIを使う準備はOK。今ではサーバーもちゃんと動いてるようだ。 APIを使ってみる EvernoteのAPI … Continue reading

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東京サイクリング・ツアー

mixiのほうにも書いたけど、シアトルから友人のCharlesが日本に遊びに来たので、週末にかけてTokyo Great City Cycling Tour (TCGT)なるものに参加してきた。とっても良いツアーで大満足だったので紹介も兼ねて書きますね。 Tokyo Great Cycling Tour http://www.tokyocycling.jp/ ツアーガイドの人が、浅草、築地、お台場海浜公園、増上寺、皇居など、外国人観光客にとって「お決まり」的なスポットをサイクリングして案内してくれる。価格も半分ボランティアのように良心的で、さらに2日目は「新しい実験用コースだから」といってなんと値段を半額にしてもらえた。実験用コースということで参加者は自分らだけで、ガイドの人たちもとっても良い人たちばかりで、良い雰囲気で楽しいサイクリングだっただけに、なんだか申し訳ないぐらい。 各観光地では、ガイドさん達がしっかりと説明してくれて、日本人が聞いても「へ~~」なことばかり(少なくとも自分にとっては)。自転車だと、普段電車では行かないようなルートが通れて、関東圏に住んだこと無い人なら日本人でも楽しめるかも。ガイドの人によると、実際日本人でも、外国人との交流を兼ねて一人で参加する人とかもいるそう。関東圏に住んでる方は覗いてみてはどうでしょう。 その日の様子がすでにブログにアップされていました。 http://tokyocycling.wordpress.com/ 写真はこのへん。 http://www.flickr.com/photos/tags/tgct/

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クリエイティブな仕事に対する他人の評価と自分の評価

イタリアに留学して服飾デザインを学んでいる友人akira-iと話しててよく話題に上るのだけど、自分ら研究者(の卵)やらデザイナーやらは、作品(論文や服)を制作して世に出してその反応を問うのが大事な仕事である。こういうクリエイティブな仕事をしている人なら分かると思うが、こういう仕事は実は根底のところの共通点が実に多い。 ある「作品」を世に出したときには、「出す前の自分からの評価の高低」と「出した後の他人からの評価の高低」の組み合わせに4つのパターンがあることに気付く。つまり、 1.「これはいける」と思って、やっぱりウケた場合 2.「これはいける」と思ったけど、実際ウケななかった場合 3.「これはいけない」と思ったのに、なぜかウケてしまった場合 4.「これはいけない」と思って、やっぱりウケなかった場合。 1.と4.に関しては場合問題無い。自分のクリエイターとしての判断が正しかったことの証明である。2.は世間一般には「失敗」と呼ばれていて、適度な失敗はモチベーションを刺激する上でも非常に良いことである。3.は逆に注意が必要で、結果は良くても、多くの場合まぐれか自分の判断ミスである。自分を天狗にさせ、センス判断の「閾値」を下げることになる。これが特に若いうちの予期せぬ成功が人をダメにすると言われるゆえんである。特にまだ若い内は、2.のケースが多めに、なぜ自分が認められないのか、と少しハングリー気味(中二病的とも言う)に仕事に邁進したほうが結果うまくいく。 なんて、まぁこんなことを悶々と考えていたのもEMNLP落ちたからなんですけどね。こんなに悔しい不採録通知は初めてだ・・・。author responseのシステムの問題点も見えてきて、色々と言い訳したいのは山々だけど、ここは正直に認めて次でリベンジしたい。

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人工知能学会全国大会・時差ボケ解消テクニック

人工知能学会全国大会 6/9~11は人工知能学会全国大会の併設ワークショップJURISIN 2008 で発表するために旭川へ。こんなお話をしてきました。 このJURISIN 2008、Juris Informatics(法情報学)のワークショップなんだけど、ヨーロッパに既にあるJurix に対抗(?)してアジア圏でも同様のことをやりましょう、という趣旨で始められたそうな。EACLとIJCNLPの関係に近いかな? 自分ら以外の参加者は法律の専門家と人工知能の論理とか推論とかやってる人が多くて発表のほとんどがちんぷんかんぷん。発表スライドの2枚目から論理式の羅列がずーーーっと続くような発表ばかりで、もうおなかいっぱい。(でもM浦先生のInvitedはむちゃくちゃ面白かったけど。) それでも、外国人の参加者とか、ちゃんと発表を理解して適切な質疑・コメントをしている(少なくともそう見える)ようですごい。そんな話をお昼にM浦先生とかK田先生とかとしていたら、やっぱりいくら論理系の話であっても、論文のように論理式を羅列するのは良くない!ということ。「こんなフレームワークを作りました」「こういう証明をしました」って言っても、「それが何の役に立つのか」「そのキモはどこなのか」が理解されなければ意味がないので、発表なんて背景・目的をしっかり言った後で、思いっきり単純化したキモのモデルの式をばーんと出してそれで終わりで良い。それをふまえて自分の発表を見直して見ると、ちょっと詳細を語りすぎたかも。そのせいで時間もなくなってしまったわけだし、目的とキモを伝えた後で「NLP使えるよ!」ってアピールして終わりぐらいで良かったかな。 ちなみにつぎのJurixはイタリアのフィレンチェで開催なので激しく行きたい。Florenceってフィレンチェのことだったのか、初めて知った。Viennaとウイーンもそうだし、英語は何でも変な発音で読んでしまうのは勘弁してほしい。そして次のJURISINは高松で、こちらもうどんを食べに激しく行きたい。でもせっかく国際会議なんだから、もっとメジャーな場所でやったほうが良いのでは?? 今回北海道初体験だったんだけど、一時帰国中で時間も無いので、旭川ラーメンを食べたりちょっと人に会ったりしただけで帰ってくる。本会議ではエクスカージョン(?)で旭山動物園に行くらしいけど、なんかあんまりうらやましくないな・・・。旭川なのにけっこう暑かったのはちょっと意外。会議室にエアコンが付いてなくて、あまりに暑いので窓全開で会議をやっていて、外の騒音とかが丸聞こえなのには参った。 不幸 旭川出張が終わってからは実家に帰ってたんだけど、身近な人に不幸があったので、実家にも近かったし葬儀に行ってくる。MSRインターンの時も、家族に不幸があって祖国に帰ってる人がいたのだが、こういうことは続く(というか、続いた時の印象が強い)もんだなぁと思う。その後は大学に顔を出して、先生や後輩と話したり、ACLのスライドを作ったり、溜まっていたペーパーワーク(というか出張関係の書類)を片付ける。今回あまりにイレギュラーな出張が多くて、先生にはご迷惑をおかけっぱなしである。感謝感謝。 時差ボケ解消テクニック 週末は友人TとかNと会ってぶらぶらしたりメシ食べたりしながら、そのまま宅飲み。インターンに行ってる間にHDDレコーダに撮り溜めた爆笑レッドカーペット(8週間ぶんぐらいある)をひたすら鑑賞して腹筋を鍛える会、みたいな感じになる。楽しすぎるのでインターンの後半が終わった後にもまたやりたい。飛行機出発は早いし、荷造りはしてないし、出発前夜にこんなことしてていいのかという感じだけど、時差ボケを直す基本は、1.長時間起きてて体内時計を狂わせてから、2.疲れ果てて現地時間の夜に寝てしまう、ことだと信じてやまないのでOK。この1.を実践する最適な方法が、出発前夜に夜通し飲むこと。思えばGoogleインターンの最終日もそんな感じだった。 前にMSの日本人社員の人たちと話していたとき時差ボケ解消の話になったのだけど、だいたいこの基本というのは同じらしい。他に時差ボケにならないために自分が実践していることは、飛行機に乗った瞬間(もっと言えば、出発地の空港にいる瞬間)から現地時間で行動するというもので、飛行機の中で現地が夜ならお酒を飲んで無理矢理寝てしまい、現地が昼ならコーヒーを頼みまくって無理矢理起きていると良い感じ。 最近、飛行機に乗る回数がやたらと多い(2週間で9回乗る)ので、ノイズキャンセル・ヘッドフォンのBOSEのQuietComfort 3を栄のアップルストアで購入する。値段が値段だけに消音性能は素晴らしいものがあって、愛用している耳栓サイレンシアと組み合わせるとほぼ無音状態を作り出すことができる。むしろあまりに周囲の音が聞こえなさすぎて使う場面によっては逆に危ないぐらい。このおかげで行きの飛行機の中ではかなり快適に眠ることができた。 一点、ヘッドフォンとしての音質はそんなに高くないのが残念なところ。純粋に静かなところで音楽を楽しむのなら、これまでiPod Touchと一緒に使ってたAKGのK324Pのほうがはるかに良い。このイヤフォン、密閉性が高いし、低音の再現性・ソリッド感がすごくて、これまで使ったイヤフォンの中でもコストパフォーマンスは高いと思う。ある程度の騒音だったらこのイヤフォンだけでほぼ十分である。 オハイオに到着 日曜のうちにACL 2008に参加するためにコロンバス@オハイオ州に到着。もともと中部国際空港→成田→デトロイト→コロンバスで飛行機を2回乗り継ぐ予定だったのが、成田→デトロイト便が混んでいるということで、なぜか中部国際空港→デトロイトの直行便になった。なぜ初めにこの便が最適便として出てこなかったのかがよく分からないが、デトロイト→コロンバスの便は変更無しなので結局あんまり得した気がしない。でもデトロイトのメトロポリタン空港は広いし、空港内にメトロが走ってるし、噴水やら鳥の放し飼いやらいろんな仕掛けがあって退屈しない。横に4列しかない30人乗りぐらいの小型機に乗ってデトロイトから1時間ほどでコロンバスへ。 ホテルに着いた後、コンビニのような売店を探すために周囲をふらふらしていると、ちょうどACLのWelcome Receptionが終わったようで、Reception会場から帰ってくるMSRの知ってる人何人かに会う。会場のOhio Statehouse(ギリシャ神殿のような造りである)まで行ってみると、会場から閉め出された参加者が集まってダベっている。適当に話しかけて状況などを聞いていたけど、知ってる人はもういなかったのでそのまま帰ってくる。ホテルのフロントが教えてくれた売店などに行ってみるも、日曜の夜遅くなのでことごとく閉まっているためおとなしく退散。レストランもけっこう閉まっていて、コロンバス街中にも人がほとんどいない。なんだか人工的なゴーストタウンのようで少し違和感がある。 時差ボケ解消テクニックのおかげで、着いた日にもかかわらず完璧なタイミングで就寝+起床することができた。発表が初日なのでちょっと心配していたがこれなら大丈夫そう。続きはまた来週!

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アメリカ生活 – マイクロソフトでの3週目

ドイツ料理 金曜、家に帰ってくるなりルームメイトの Alex が、「ごめん!スティック壊しちゃった!」としきりに謝ってくる。自分はまだ杖がなくても2足歩行できるのにおかしいな、と思ってたら、何のことはない「箸(chopstick)」のことだった。食洗機に入れるときにつっかえて折れてしまったみたい。別に高いもんでもないし気にしなくていいよ、と言ってみるものの、上司からもらった和食キット(MSRのインターンに代々伝わるもので、炊飯器とかしゃもじとかが含まれる。ちなみに初代はsekine先生)ということを知っているので、余計に申し訳なさそうにしている。 罪滅ぼし、ということで、なんと土曜の夜にドイツ料理を振る舞ってくれることになった。ちょうど金曜のランチでドイツのソーセージのことが話題になったので振ってみたからかもしれない(催促はしてない)。サワークリームで和えたサラダと、じゃがいも、ソーセージをメインとしたのオーソドックスなドイツ料理を2人で食べる。もちろん理系男子の作る料理なのでお世辞にもご馳走とは言えないけど、普段何食べてるかとかお互いに分かっておもしろい。ドイツ人だからって毎日こんなん食べてるわけじゃない、と弁明してたけど、毎日観察してるとやはりソーセージとじゃがいも率は異様に高い(笑) ということで、外国人とルームシェアするのは意外に楽しいので、味をしめて日本に戻った後でもやってみるかもしれない。もちろん成功の是非は相性にかかっているので一般にオススメはできないけど。なんだかんだで毎日けっこう喋るので、日常生活に関する英語の練習にもなって良い感じ。(でもトイレの「すっぽん」だけはやはり何て言うかお互いに分からなかった。) ガラス細工 MSRインターン向けの初イベント、Redmond市内のガラス工場にみんなで行ってガラス細工を体験する。細工自体は何も難しいことはなくて、ほとんど講師の人が手取り足取り教えてくれるので、自分らは色をつけたり、吹いたりと一番オイシイところだけを体験する。ぼちぼち5月も中旬なのでインターンも増えてきて、新しく見かけたインターン何人かと話す。でもアメリカ移民といえばお決まりのインド人と中国人のインターンをこれまでほとんど見かけないので少し妙なかんじ。人種も白人だらけだ。次は Ice Cream Social という、みんなで集まってひたすらアイスクリームを食べまくるというイベントがある。実はこのイベント、Googleでインターンしてたときにもあったのだけど(業者が巡業してるのかも)、みんなアイスクリームをもらってきて自分の席でひたすらほおばっていたりしてあんまりSocialではなかった記憶がある。 日常生活 毎日ベーグル食べて、Tully’s飲んで、Oprah見てCar talk聞いてSADについて心配しながらVeriluxの品定めするすっかりアメリカナイズされた生活を送ってます。 特にオススメなのが Car Talkで、前から存在は知っていたのだけど、先日、日本人グループでランチ食べたときに話題に上ってから聞いてみたらハマってしまった。TomとRayの2人兄弟が、リスナーから電話でかかってくる車の悩みに答える、ただそれだけの番組なんだけど、「ウチのダンナがウインカーを出したがらないんですが」とか「車が崖から落ちそうになった」とか、車を修理する前に頭を修理したほうがいいんじゃね?的なおもいっきり電話と、それに答える兄弟のトークが面白い1時間番組。もちろん「車から異音がする」とか「パワステがおかしい」みたいな真面目な相談もある。Podcastで聞けるのでオススメです。 そういえば「Tully’s」は日本で「タリーズ」なので、てっきりIPAで言うお山の三角の「ァ」だとずっと思ってたら、英語での発音は「トゥリーズ」で、bullyと韻を踏むらしい。まぁ、こういう transliteration のバリエーションが(特に日本の)NLP屋さんを食わせてくれるので文句は言ってられないけれども。 お仕事 なんかこう書くとまったく仕事をしていないような感じだけど、たしかに今週はあんまり進んでいないかも・・・。イベントが多かったのと、2週目でベースラインの実装が意外に早くできたので少し油断していたかもしれない。それでも大学の研究室で研究している時よりははるかに短い時間しか仕事をしていないのに(平日オンリーで朝9時~夜8時とか)はるかに早く、効率良く研究が進むこの環境は驚異だと思う。これはたぶん「人」の要因が一番大きくて(特に上司のhisami-sさんのお力添え)、研究や実装でちょっと行き詰まったりしたらその辺の人つかまえて相談なりすればすぐに何らかの解決策が出てくる。 ウチの研究室では、上司(先生)と研究のことを話すのは週1がいいところだけど、ここではそれをずっと10倍ぐらいに濃縮した感じで、朝に相談した内容を昼に実装して夕方報告した後に夜に修正するとかいうペース。前に書いたようにミーティングも「濃く短い」し、日本に帰ったらまたあのゆったりとした日常に戻るのかと思うとちょっと寂しい気もする。

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給料日 – マイクロソフトでの2週目

ついに日記の更新が週1になってしまったまっとんですこんばんは。充実したインターン生活を過ごしてます。 けっこう日本食たべなくても人間って生きていけるもんですね。 – 給料日 4/30はインターンの初給料日。最初の給料日までに銀行振込の手続きが間に合わなかった(というか、タイミングの問題で間に合わせるにはインターン開始した日の翌日の5時までに手続きしなければならないんだよね・・・)ので、小切手をもらいに受け付けへ行ってくる。小切手なんて、本物を見たことも、目の前でみのもんたが破ってくれたこともなかったのでちょっと感動したけど、そのまま銀行に預け入れに行ってきた。給料の額はよく人に聞かれるのだけど、あまりにありえない額なので親にしか話してない。それでも結局税金とアパート代で色々引かれて、まぁこんなところか、というところで落ち着く。Googleのインターンと比べたら “comparable” かな。どっちにしろ大学院生のもらえる給料としてはありえない額なのには変わりない。 – SSN SSN(Social Security Number; 社会保障番号)の申請に事務所まで行ってくる。SSNは米国で給料をもらうのに必要で、ほぼ個人IDとして用いられてるので必須。最初窓口のおねえさんに「大学側はこの仕事について知ってるの?」とか「大学側からの書類ある?」とか聞かれて、どうも話がかみ合わないなぁと思ってたら、彼女がビザをF1だと勘違いしてたもよう。確かにパスポートに書き殴られた字はJかFか判別不能だった。気づいてからは手続きは和やか済む。ついでに Bellevue のダウンタウンあたりを散策して帰ってくる。 – デビットカードとiTunesビデオレンタル 銀行口座を作ったときにVisaのデビットカードを発行してもらえたんだけど、これはVisaカードが使えるところならほぼクレジットカードと同等に使えるので便利。iTunes StoreのUS版、Billing Addressがアメリカ国内のクレジットカードしか登録できないので、日本国内からは指をくわえて見てるしかなかったんだよね。早速登録できたので最近はじまった映画レンタルサービスを使ってみる。確かに便利なんだけど、PC内に残しておこうがiPodに転送しようが、視聴開始から24時間きっかりで視聴できなくなるので、「平日の空いた時間に細切れに見る」という使い方はできないのがちょっと残念。あとClosed Caption付きのものがほとんど無いので素の英語力が試される。 – 図書館 住んでるアパートのすぐ裏に Redmond Regional Library があるので、週末などに論文書きなど日本の作業を進めたいときにちょくちょく利用してる。無線LANも完備だし、公共の図書館にしてはけっこう静かなので良い感じ。学部生のせいで年々ひどくなってるウチの大学の図書館より良い感じ。 この前、ボランティア主催で「ESL Talk Meeting」なる会(アメリカに住んでる外国人で英語力を上達させたい人のためのトークグループ)が図書館で開かれてたので顔を出してみた。会自体は、自己紹介、ゲーム、ディベートなど、ごく普通のESL的な流れで楽しかったのだけれども、やはりインド人のよく喋る具合はハンパ無い。研究室の先生がいつも話してるけど、国際学会の質疑応答で「インド人を黙らせて、日本人にしゃべらせるのは良い座長だ」とかいう名言?があるらしくて、その構図がここにもある。ちなみに参加した10人ぐらいのうち3人がマイクロソフト関係者だった。このあたりの地域では、犬も歩けばマイクロソフトの社員に当たると言われてるとかいないとかで、地域の小学校で「お父さんのおしごとは何かな?」という質問自体が意味をなさない、とよくジョークにされてるそうな。

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フリー・ドリンク – マイクロソフトでの8日目

マイクロソフトのカフェテリアに行って、ついつい「バイキングだ~!」って取りすぎてしまい、 レジのところでそういえば有料だったことに気づくまっとんですこんばんは。 Googleの功罪は良くも悪くも大きいと思う。 今日はミーティング的なものが何もないので朝からゴリゴリと実装を進めていく。扱うデータが大きいので、スクリプト言語(Ruby)に早々に見切りをつけてVisual Studio+C#に切り替える。非常にナイーブだけどベースライン的なものが動くようになって、やっぱり手を動かして実装しながら、実データをいじくりまわしてあーだこーだ考えたり相談しながら進めていくのはものすごく楽しい。これこそ研究の醍醐味だと思う。 で、飲み物の話。Google(本社)では、飲み物に加えてスナックと食事が全て無料で、しかも料理は一流シェフによる、有機素材を使った絶品であることはもはや有名な話だが、マイクロソフトでもドリンクは無料なんですね。ただ、実際に無料で飲めるドリンクは、コーラとかスプライトとかDr. PepperとかRoot Beerとか健康に悪い系が多くて、それを避けると小さい缶の100%ジュースとか、Talking Rainという甘みの無い炭酸飲料しか選択肢がない。 Googleでインターンしてたころ、Naked というとても美味しい生ジュース(?)がどれだけでも無料で飲めることに感動したのだが、この”Naked”、近所のスーパーにも売っているんだけど、買うと一本$3とか楽勝にかかってしまうので、無料でなければとても買って飲もうという気にならない。この”Naked”以外にも、Googleでは実に色んな種類のジュースが無料で飲めるので、「Googleで無料で飲めるドリンク」の完全なサブセットになっている「マイクロソフトで無料で飲めるドリンク」はどうしても見劣りがしてしまうのが残念なところ。それでも、スターバックス・ブランドのコーヒーマシンはあるし、そもそも全て無料でドリンクを飲めること自体にどれだけ助けられてるか分からないので、贅沢言うべきではないのかもしれない。

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ルームメイトが来た – マイクロソフトでの6,7日目

初めての週末なので早速シアトル散策に出かけてみた。レッドモンドとシアトル間はバスが頻繁に出ていて、しかも(前書いたように)会社支給のフリーパスで乗れる。所要時間もたった30分。 SharedTalkで知り合った、シアトル近郊在住の Matt と合流してダウンタウンの有名どころ(Pike Place MarketやSafeco Fieldなど)をまわる。でも、観光はいつでも来れるし、ということで、軽くまわった後、ワシントン大学(UW)で開催されている Master Class なるものを見に行く。このUWの音楽科が主催するイベント、音楽科の学生が演奏して、それに対して有名な先生が指導をするところを一般公開して誰でも見にこられるようにしたもので、Mattと自分はお互いに音楽が好きで2人ともベースを弾くので誘ってくれたものだった。ホールで反響するせいか、先生の言ってることが聞き取りにくい。研究に比べて、音楽のことを英語で語る機会が圧倒的に少ないのも原因かも。 その後は、同僚が教えてくれた、シアトルにある最大規模のベース専門店”Bass Northwest”に行く。期待して行った割にはそれほど品揃えがあるわけではなかった(大須コメ兵の楽器売り場ぐらい)。でもクオリティは高いものが多く、5弦のフレットレスがけっこう揃えてあるのには驚いた。値段も高いけど給料入ったら欲しいかも・・・。 そんな感じでシアトル散策を終えて夜アパートに帰ると、中から「誰だー?」的な声がするので仰天する。それはこっちのセリフだ。階段の上からひょっこり顔をあらわしたのは見知らぬ青年。しばらく話してやっと状況を理解する。彼もMSRのインターンで来週開始なのだが、どこで間違ったのか、自分と同じで希望のアパートではなくここに割り当てられたということ。たしかにベッドルームが2つあるこんな大きいアパート(というか、これはもはや「家」に近い)に1人で住むのはおかしくて、ひょっとしたらそのうち誰か来てシェアすることになるかもね、という話だったのだが、その事態がけっこう早くやってきたらしい。世の中甘くないなぁ。 ちなみに彼、ドイツから来ていて名前はAlexというのだが、一緒にインターンを始めたブラジル人2人の名前も Alexandro と Alexander というので(いまだにどちらか分からなくなる。マナカナじゃあるまいし)、また周りに Alex が1人増えたことになる。これも何かの縁なのかもしれない。 ということで、希望と違うところに飛ばされたことに腹を立ててばかりでは始まらないので、なんとかしてやっていくしかない。でも、なかなか気さくで良いやつでほっとする。ルームシェアなんて生まれて初めてだけど、異なる国からきた2人が異国の地であれこれ悩んだり相談したりしながら生活していくのはけっこう面白い。2人でスーパー行って「おいなんでアメリカはこんなに大量の種類のベーグルがあるんだ」「でもこれどうやって食べようか?」「よくわからんがトースターあるから焼いてみるかww」みたいな。家に帰ったら独りで無いのも異国生活では心強い。 ルームメイトといえば、ACLでも会議中の宿泊用にルームメイトの紹介サービスを提供してくれてるので、こういう偶然の出会いを楽しみつつ宿泊費を浮かすチャンスかもしれない。自分の場合、宿泊費は日当で出るし、ウチの研究室では部屋をシェアする習慣が無いので助かる。 あと、ACL SRWのほうでも、Co-Chairの Ebru Arisoy がルームメイトのマッチングを(SRW参加者内で)斡旋してくれてるので、さらに濃い交流ができるかもしれない。現時点で参加者+Co-Chairsの中から(自分を含めて)4件希望が来てるらしく、SRWの規模を考えればみんなけっこう積極的だなと思う。ただ、国際会議中って、他の研究者と飲んだり観光に行ったりしてクタクタになって帰ってきてそのままベッドに倒れ込むのが筋なので、部屋でまで気を張って、会議が終わるころには疲れ切ってしまうかも・・・。

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マイクロソフトでの3日目

マイクロソフトの社内で堂々とiPod Touchを愛用しているまっとんですこんばんは。リサーチだから良いけど本社のほうなら袋だたきに遭うこと必死。 だんだんとスタートダッシュ時のドタバタが片付き、少しずつ環境が整ってくるころ。初めて午前中に何も用事が無いので早めに行ってどんどん作業を進めようと思うが、昨日遅く寝たせいか寝坊する。日本とやりとりするのは夜しか時間がないんだよね・・・。 今日は海外から直接来ているインターンのためにオリエンテーションを実施してくれた。といっても、今週入った海外組は、ブラジルからの2人と自分の3人しかいないので、「また俺らか」という感じで合流。オリエンテーションといってもかなりフランクな感じで、外部の会社の中年女性が、アメリカでの生活に関すること(SSNや自動車免許の取り方、銀行口座の開き方)やら、周辺地域のローカル情報(病院やショッピングセンターなどなど)について優しくユーモアたっぷりに教えてくれた後、車に乗せて街中をまわってくれる。銀行口座やらSSNなんて、ものすごく役に立つ(というか、給料を振り込んでもらうのに必須)のだけれども、他にはけっこう知ってる情報とかもあったりして(ようこそアメリカへ!みたいなガイドブックまでくれる)過保護な印象。このへん、生活に関しては基本的に放置プレイなGoogleのインターンとはえらい違いだ。どちらが良いかは好みの問題もあると思うけど。 オリエンテーション後時間ができたので、中休みに日本に帰るためのTravelEndorsement(旅行許可)を責任者のところにもらいに行く。別のビルにオフィスがあるため、余裕を持って出かけたのに、移動に時間がかかった上、さらに迷ってしまう。自分が方向音痴なため建物の中でも迷うし、この巨大なキャンパス内で完全に迷わなくなるには3ヶ月ぐらいかかるんじゃないか。

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