Category Archives: general

2011年の抱負(KPI)

少し遅くなったが、2011年の抱負を書いてみた。目標は定量的に、ということで、なるべく達成度が分かるように KPI 的にしてみた。 もちろん、「研究(=仕事)をがんばる」みたいなのは当たり前なので入れてない。 自然言語処理関連分野の論文を100本読む 研究についての目標を定量化するのは難しいが、数で測ることができて確実に自分のためになるのはたぶんこれかなと。自分の関連トピックの論文を読んでいくのは当然だが、前回取り上げたような、全てのNLP研究者が読んでも役に立つレベルの論文をカウントして100本読む。 Lojbanの文法事項をひと通りマスターする 前のエントリ でも書いたとおり、割と本気で、次の国際補助語はLojban だと思っている。3月までの Lojban 勉強会を活用する。機能語については辞書を引かずに文が読めるレベル。 中国語の翻訳・通訳の仕事を受けてみる HSK6級に合格したので、次のレベルとしては実際に人の役に立ちながら勉強を継続したい。最初はもちろんボランティアベースで。そのために必要な語学力をつける。 家庭円満のために、月1で定例家族会議を設ける キャリア・家庭・財政 etc. のトピックについて夫婦で定期的に話し合う場を設けて、次の月のアクションプランにする 1年後にどのぐらい達成できてたかレビューする予定!

Posted in general | Leave a comment
add to hatena hatena.comment (2) add to del.icio.us (0) add to livedoor.clip (1) add to Yahoo!Bookmark (0) Total: 3

自分をグローバル化する20の方法

いきなりですが、問題: 【問】イスラム教徒がもっとも多い国はどこか? 【答】A. インド B. サウジアラビア C. インドネシア D. エジプト この問題は、自分たちがいかに固定観念に縛られているかを教えてくれる(正解を知りたい人は問題をそのまま検索エンジンに投げてみればOK)。自分は9月にこの答えである国に旅行に行っていたので答えられたが、そうでなければ単純に「イスラム=中東」という固定観念に縛られ、誤った選択肢を選んでいたと思う。 某社が声高く「グローバル化」を叫び始めるずっと前から、気づけば、今目の前にあるコンピュータ、使っているサービス・ソフトウェア、着ている衣服、食べている食材だって、ほとんどが外国産であることに気づくはず。「China Free」を究極まで追求する人は、明日から漢字を一切使わずにアルファベットだけで、全裸で飢えながら生活するしかない。自分の場合、職場でも、イスラム教を信仰するトルコ人や、ベトナム人、スリランカ人などの楽しい同僚達と日本語や英語でコミュニケーションし、食堂では中国人グループが中国語や日本語で楽しく会話をしている。 それほどまで現在の地球は相互に依存し合っている。 しかも、「国際的企業の多くは気づき始めているが、グローバルな志向はもはや理想ではなく実践の対象だ。世界的に競争の激しい業界において、「グローバルに統合された企業」になりきれない多国籍企業は長続きしないだろう」との言葉の通り、グローバル化とは、今やもはや「理想」や「憧れ」などではなく、ほぼ全ての人に取って「必然」である。 書店でたまたま手に取ったマーク・ガーゾン著『世界で生きる力 自分を本当にグローバル化する4つのステップ』が、自分の今の状況や問題意識とぴったりと合った良本だったので、特に印象的だった「世界で生きる力を身につける20の方法」を中心に書評を書いてみようと思った。 「グローバル化」の波が押し寄せている、とよく言うが、グローバル化とは何なのだろうか。企業は「グローバルな人材が欲しい」と言うが、そもそも「グローバルな人材」とはどのような能力を持った人材なのだろうか。著者はここから問題提起を始め、グローバル人材に求められる4つの能力を以下のように定義している: 1. 直視する力 — 正しく世界を見る 2. 学ぶ力 — 世界について受け入れる 3. 連帯する力 — 人間関係を構築する 4. 助けあう力 — 自分と同類ではない人たちとも協力する つまるところグローバル化、特に「自分をグローバル化」することは、表面的で外的なことではなく、地道で内的な「行動」なのである。筆者の言葉を借りると、「自分をグローバル化するということは、冷房の温度をあげたり、特定のロックスターの声に耳を傾けたり、地元の作物を食べたり、ハイブリッドカーに乗ったり、恵まれない子どもの食事や政治犯の釈放のために小切手を切ったりすることえ得られる、パッケージ化されたエコ・アイデンティティや、しゃれたライフスタイルではない。」 twitter にも少し書いたが、真の国際協力とは、白人に対してニコニコしながら「どこから来たの?一番好きな日本料理は何?」とうわべだけの会話をすることではなく、ましてや、尖閣問題のニュースを見ながら「中国人ってのはまったく・・・」と管を巻くことではない。英語の教科書の Lesson 1 にありがちな、Mike とか … Continue reading

Posted in english, general | Leave a comment
add to hatena hatena.comment (5) add to del.icio.us (0) add to livedoor.clip (2) add to Yahoo!Bookmark (0) Total: 7

けいおん!効果で大人気のAKG K701を、もっと「こうおん!しつ」で楽しむ方法 [入門者向け]

私事で恐縮だけど、我が弟がブログを始めたらしいので、ちょっと宣伝も兼ねて紹介してみる。 あなろぐ・らいふ – DUBSTEP/CLUB MUSIC総合情報ブログ http://d.hatena.ne.jp/hagipon/ けいおん!効果で大人気のAKG K701を、もっと「こうおん!しつ」で楽しむ方法 [入門者向け] http://d.hatena.ne.jp/hagipon/20090515/1242385781 今回はPC環境で音楽を再生する方を対象にした、AKG K701をより高音質で楽しむための方法の一部をご紹介したいと思います。 ということで、ついに、という感じである。正直な話、彼の音楽のセンス(と、オーディオ・バンド・DTM etc.も合わせた周辺知識)は自分の知る知人・友人・そしてヘタな「音楽評論家」を加えた中でも群を抜いていると思っていて、履歴書の趣味の欄に、本当の意味で堂々と「音楽鑑賞」と書けるレベルだと思う。(一方、ほとんどの人の「音楽鑑賞」は、履歴書の単なる穴埋め・ストップワードである) こういった人にこそブログを書いて欲しいということで、「ネットで情報発信しようぜー」と一年ぐらい前から散々言っていたのだが、ついに重い腰を上げて始めたようだ(どうやら自分が twitter を始めたのにも影響されたらしい) 実家に帰るといつも、最近の音楽事情の情報交換会がすごい勢いで始まるのだが、こういう情報がネットで一般に公開されるというのはとても良いことだなーと思う。 こういう例って、まさしく 読まれる記事を書くために、文章技術よりもはるかに有効なこと http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20090512/p1 に書いてある、「(4)本屋とネットを探しても見つけられなかった情報を書く」にあたると思う。音楽に限らず、映画などの「レビュー・評論」いうのが、実のところ、作品そのものをレビューしてるようでいて、実は「作品にまつわるウンチク・関連情報」を語っているだけ、というのがけっこうあるが(それでいて、そういうのに限って面白いので、ついつい作品そのものを知った気になってしまう)、そういった意味で、純粋に音楽を楽しむための情報源として役に立つと思う。 そんな感じで、今日も Benga の 『Diary Of An Afro Warrior』を聞きながら、上海の地下鉄に揺られるのだった・・・。もちろん、イヤホンは去年から愛用しているAKGですよー

Posted in general, music | Leave a comment
add to hatena hatena.comment (1) add to del.icio.us (0) add to livedoor.clip (0) add to Yahoo!Bookmark (0) Total: 1

中国上海でのソフトウェア・エンジニア生活

バイドゥ(百度)の上海研究開発センターにリロケーションして3週間経った。日本ではGW真っ盛りの週末、中国でも3.5連休(なぜ3.5連休かは後述)が取れてやっと少しゆっくりできたので、そろそろ上海でのエンジニア生活について書いてみる。 仕事について 中国側の社員は総じてみんな若い。上で3.5連休と書いたけど、実は中国の5月4日は青年節といって、28歳以下の社員はみんな半休がもらえる。上海オフィスで該当するのはマネージャ職2人を除く全員(自分も含む)らしいということで、その平均年齢の低さが分かる。でもみんなすごく優秀なのが、一緒に仕事をしているとすぐ分かる。 インターンが社員に混ざってバリバリ仕事をしているのは自分が行ったGoogleやMicrosoftと同じで、しばらく社員だと思ってたぐらい。インターンから正社員になる条件付き確率はここでもけっこう高い一方で、インターンの選考はかなり熾烈らしい。この時期、面接も随時行われていて、受付で待っている緊張した面持ちのインターン達とすれ違うと、少し応援したくなってくる。 雰囲気は、ベンチャーっぽい雰囲気の日本法人よりもさらにGoogleに近い。特に会議の雰囲気とか(でもこの辺はどっちかっていうとマネジメントの上手さによるものかも) Google(本社)の雰囲気は、どのベンチャーとも大企業とも一線を画していると思う。 言語について 英語・中国語・日本語が飛び交う社内は、自他ともに認める言語オタクとしてタマラナイ環境である。今、関わっているプロジェクトの共通言語は英語で、マネージャー級はもちろん、社内のエンジニアの英語力は総じて高いので、とても快適に仕事をさせてもらっている。下手したら、去年アメリカでインターンしていた時(上司が日本人)よりも英語しゃべってる割合はずっと高い。 でも、中国人同士で議論が白熱した時はやっぱり中国語に切り替わって自分はついて行けないし、このままでは快適に仕事が出来すぎて中国語が全然上達しないままリロケーション期間が終わって帰国する可能性がある。それじゃあなんかもったいないし、仕事以外の生活もあるので、とりあえずプライベートでは意地でも英語話さないようにしている(というか、そもそも街では英語がほとんど通じないのだけど) 日本でとりあえず中国語検定3級までは取っていって、中学卒業レベルの英語程度なら話せるのだけど、やっぱりそれじゃあ全然足りないので、語学学校や家庭教師等を同僚の助けで色々と探しているところ。上海で有名な巨大書店の上海書城や上海外文書店に行ってみたのだけど、中国語学習関連の書籍がこれでもか!というほど揃っていて、勉強するモチベーション的にも最高。これは英語圏で生活するよりも全然楽しいなー。 宿について リロケーションして最初の2週間はホテル住まいをしながら仕事+アパートを探しつつ、その後引っ越しというスケジュールだった。来て数週間で、言葉も不十分なままアパート探しは大変だなぁと思っていたら、日本で言うマンスリーマンション的なものを会社側が手配してくれたのでその心配は無かったのだった。 実は近年の上海の不動産価格の上がり様は異常のようで、家賃も下手したら東京に肩を並べるぐらいなんじゃないかと思う(実際、東京の自分のアパートより高い)。去年のインターン時のMSRもそうだったが、なんだか待遇が良くてこっちが申し訳ないぐらい。 あと、上海で、宿について気をつけたいのが「騒音」の問題だと思う。上海万博に向けて(かどうか知らないが)上海は建設ラッシュで、町中のいたるところで道や建物を、夜中・休日構わず工事していて、出来るならなるべく上の階の部屋を借りたほうが良い。たとえるなら、市全体からずっと「ゴォー」という地鳴りがしている感じ。あと、同じ階でも高架道路の方に面しているかどうかでも全然違う。 食事について 普段は昼からさっそく同僚達とぐーるぐーる回る式の中華レストランに行っているのだけど、一人あたり20元(=約300円)も出せば美味しい中華がお腹いっぱい食べられる。上海の料理は中国各地の料理と比べても日本人の口にも合うようで(辛すぎず、油っこすぎず)、食事については文句の付けようがない。住んでるアパートのキッチンが、中国らしからぬショボさ(ただの電熱プレートに、100均で買ったかのようなフライパン)なのも、自炊するモチベーションを急激に下げている一因である。 もちろん、「地球の歩き方」系のガイドブックに載っている店に適当に行ってみてもそれなりに旨い。ただしこの場合、必ずしも安いとは限らないのでちょっと注意かも。 一人の時は、街角で、日本で言う肉まん(肉包)系を1個0.5元で買ったり、街角の拉麺屋(日本式ではない)に入ったりもするけど、これも10元(=約150円)以下でお腹いっぱい食べられる。味は店やメニューによりけりだけど、今のところボラれたり、変な病気になったりした事はないので大丈夫だとおもう。 あと、朝早くバイドゥのオフィスに行くと軽い朝食が無料で出る。あと、同じビルにある施設で卓球やビリヤードで遊べたり。この辺もなんだかGoogleっぽい。(どうでも良いが、中国語で「卓球」と言うとビリヤードのことである。自分も含めて、みんなビリヤードを英語で何と言うかよく分からないので、ここだけ中国語だったり。) 生活について アパートは地下鉄2号線の静安寺駅から歩いてすぐのところにあって、ちょっとうるさいけど、同僚いわく「上海の新宿」と言うだけあって住むには超便利なスポットである。「久光」という日系デパート+スーパーもあって、ちょっと高いが何でも揃う。一駅行くと南京西路駅(こっちは雰囲気的に「上海の銀座」にちかい)、もう一駅行くと市の中心である人民公園駅で、他の主要な場所も乗り換えてどこでも行ける。 上海は下手したら東京よりも都会で何でもあって便利だし、車が無いと基本的に生活できないアメリカと違って、自転車と地下鉄、そして、タクシー(初乗りが約150円程度と、これがまた安い)でどこでも行けるのでずっとこっちのほうが好きだな。 他にも、自転車買った話、携帯無くしてまた買った話、観光行った話、「上海の秋葉原」徐家汇の話などいろいろあるけど、よく考えたら「ソフトウェアエンジニア」全く関係ないのでこの辺で。上海においでの際はぜひご一報ください~

Posted in Baidu, general | Leave a comment
add to hatena hatena.comment (13) add to del.icio.us (0) add to livedoor.clip (1) add to Yahoo!Bookmark (0) Total: 14

査読は研究スキルを鍛えるのに良い機会

週末第2弾はACL Student Research Workshop(SRW)の査読などをこなす。 これまでに、他の人の査読を論文読んでコメント書いたりして間接的に手伝ったことはあったのだけど、自分がちゃんと担当するのは初めて。自分がやっていることズバリな内容とは少し違ったので、関連する論文等を見直していたらだいぶ時間がかかってしまって締め切りギリギリとなる。 以前のEMNLP 2008や、小町さんの査読のまとめ記事などで聞いていたが、査読者として査読内容を投稿すると、他の人の査読内容(評価点+コメント)が名前付きで見ることができる(ここだけは「匿名」ではない)。つまり、その論文に対して誰がどんな評価・コメントを下したのかが分かる。これは、自分の評価観点の確認と、論点の見落としが無いかどうかなどの確認にとても有用なのだが、同時に研究者間の評判にダイレクトに響くので、うかつに不正確な評価はできず、これが査読の質を保つための一つの要因になっていて、なかなか良くできたしくみである。 このACL SRW、このワークショップの運営や査読を通じて、主に若手研究者から構成されるプログラム委員の査読スキルや運営スキルの向上も狙えて、とても良い制度だと思う(と前から機会あるごとに人に勧めている)。ただ、このワークショップに通るぐらいの論文が書ける人なら、ACLの本会議のほうに出しても採択される可能性が高いので、なかなか棲み分けは難しいところではあるけど・・・。 夜は、これまた会社も住まいもご近所の某社の某氏と食事など。アカウント名などについて語る。自然言語処理やってる人に「名前」について語らせると止まらないのは同じ分野にいる人なら分かってもらえるかと思う(大学ではよく研究ミーティングそっちのけで「名前ウンチク披露大会」になった 笑)。「姓@baidu.com」を(当然ながら)取れた自分は幸せで、こういう細かいことが、細部に神が宿ると信じるエンジニアのモチベーションにダイレクトに響くよね、というのが今日の結論だったり。 最後に、査読についての名言を贈ります。 『ともかく査読せよ。 もし君が良い論文に当たれば、幸福になるだろう。 もし君が悪い論文に当たれば、哲学者になるだろう』 — ソクラテスの名言より 実は今考えた。

Posted in general | Leave a comment
add to hatena hatena.comment (6) add to del.icio.us (0) add to livedoor.clip (2) add to Yahoo!Bookmark (0) Total: 8

飛鳥山公園 & 目黒川でお花見

4/13からさっそく上海の長期出張に出ることが濃厚になってきたので、早速だけど(当分の)東京暮らし最初で最後の週末を満喫中です。 今日はお花見に誘われて2件ほどハシゴ。1件目は東大でお世話になっている研究員・先生方などとご一緒して、王子の飛鳥山公園あたりでお花見。王子の駅を下りたすぐに音無川とかいう川があって、桜の綺麗な風景が続く。駅からこんなすぐに桜の名所はあるし、王子は実に良いところだと思う(実は東大に就職したら住んでみたかった場所No. 1である) 2件目は、去年の夏に東京サイクリング・ツアーでお世話になって、その後色々と交流が続いているYukikoさんのお誘いで目黒川(自分のアパートから徒歩数分の桜の名所)で夜桜を楽しんでくる。自分が東京で住まいを見つけた後になって、偶然ご近所だったことが発覚して、なんだかご縁が深いなぁという感じ。 天気もあまり良くないので、川沿いにぶらぶら歩いた後、家にお呼ばれして、他のご近所の方々と一緒に美味しい食事をいただく。こういう「宅飲み」とはちょっと違ったホームパーティー的なもの、アメリカではけっこう呼ばれていたけど、日本でやるのもけっこう良いなぁと思う。 しかし中目黒は住めば住むほど良いとこだなー。特に自分みたいな男の一人暮らしにはもってこい。出張で長期間留守にするのは名残惜しいけど、また帰ってくる時を心待ちにして自然と仕事のモチベーションも上がる日々でした。

Posted in general | 3 Comments
add to hatena hatena.comment (0) add to del.icio.us (0) add to livedoor.clip (0) add to Yahoo!Bookmark (0) Total: 0

引っ越しは最適化問題の連続であり、脳トレに最適

2月末でついに8年住んだ名古屋ともお別れ。3月中は、ダブル家賃をなるべく避けるために実家をバッファーにして東京に引っ越すため、 1. まず不要なモノや家具等を処分したり実家に送ったりしておく 2. 旧居の退去日に残ったモノを車に全部積んで実家に帰る ← いまここ 3. 新居に荷物を運んだり送ったりする というように3段階に分けて段階的にやっている。 引っ越しはけっこう複雑な作業なので、進めていくと大小さまざまな問題に出くわしてけっこう頭を使う。たとえば、 – モノや家具等のうち、どれを処分してどれを新居に運ぶか どのタイミングで、どうやって運ぶか(運搬コストを最小化するにはどうしたらよいか) – 旧居の退去時期と新居の入居時期はいつにするか(家賃の合計額を最小化するにはどうしたらよいか) – 運搬用車にいかに効率的に荷物を載せるか(載せた荷物の価値の合計を最大化するにはどうしたらよいか) などなど。最後のやつは文字通り「ナップサック問題」で、どのサブ問題も結局は「引っ越しのトータルのコストをいかにして最小化するか」という最適化問題に落ち着く。 自分は大学に入ってから一度も引っ越しをしたことがなくて、今回引っ越しのコストがいかに高いかを思い知って頭を悩ませているのだけど、こういうふうに「脳トレ」として考えると俄然楽しくなってくる。実際、築山節氏著の『脳が冴える15の習慣』 にも、 現代人は脳のタフさ(指令を出し続ける体力)が欠けている これは、日常的な雑用を面倒くさがらずに片付けることで鍛えられる という趣旨のことが繰り返し書かれており、こういった意味で引っ越しはかなり有効な「脳トレ」である。この本、「脳の健康」というトピックに関するとても良い本なので、エンジニアや研究者に限らず、全ての頭脳労働者におすすめしたい。 ちなみに、個人的に思う最大の脳トレは「会社を経営する」ことであるし、これが会社経営者に成功者が多い理由だと思う。どっちが鶏か卵か分からないが。 ちなみに、今回引っ越しをするにあたって、名古屋大学の下宿用品リユース市がものすごく役に立った。物品の提供側に回るのは初めてだけど、とても良い活動だと思うので今後もぜひ続けていって欲しい。ちなみに、昨年度はfrippa側の社会貢献として、提供物品のデータベースシステムを提供させてもらった。運営側にも携わることができて貴重な経験ができるので、ぜひ携わってみたい人にはオススメ。 今週からは言語処理学会第15回年次大会(NLP2009)に参加するために鳥取入りしています。詳細についてはまたあとで書く。

Posted in general | Leave a comment
add to hatena hatena.comment (0) add to del.icio.us (0) add to livedoor.clip (0) add to Yahoo!Bookmark (0) Total: 0

賃貸探しで不動産屋さんを攻めるポイントはたった一つどころではない

http://d.hatena.ne.jp/Gelsy/20081123/1227414778 賃貸探しで不動産屋さんを攻めるたった一つのポイント 確かに、構造形式を知るのは重要。特に防音を気にする人は。 でも、物件資料に「RC造」ではなく「鉄骨鉄筋コンクリート」とかそのまま書いてあるのも多いし、何しろ付け焼き刃的な「知ったか」はすぐバレる。 先月末、時間を取って東京で賃貸物件を探すために不動産屋を回ってきた。そこでの経験で、賃貸探しにおいて重要ポイントをいくつか発見できたので書いてみる。 やはり実際に不動産屋回りしてみないと気付かないことがたくさんあったので、これから探す人の参考になれば幸いです。 ポイント: ■ 不動産を選ぶ前に、不動産屋を選ぶ ■ 「山登り法」でどんどん良い物件を発見する ■ 家賃は交渉できる! ■ 不動産を選ぶ前に、不動産屋を選ぶ 「最低10件は内見してから決める」というのは、もう色々なところに書かれていて、もはや不動産選びの鉄則となりつつあると思う。これには禿げ上がるほど同意したい。実際、自分も今の物件に出会うまでに10件近く内見した。 でも、「10件内見」には意外な盲点がある。それは、 1日でそんなにたくさん回れない!(時間的な制約) 1日でたくさん回ると、物件情報の記憶が混乱する(記憶力の制約) の2点。 1点目については、特にこの時期は日が短いので、内見ができるのは実質夕方までだと思う。夜だと日当たりとか周辺環境とかが分かりづらい。数を回ろうと思うと、どうしても2~3日まとまった時間が必要。 2点目については、似たような条件の物件を一度にたくさん見過ぎると、物件の情報どうしが頭の中でこんがらがって、特に記憶力の悪い人(まあ自分なんだけど)にはかなり辛いということ。写真や動画で記録することによってある程度防げるけど。 なので、良い物件に出会うには数を当たらないとダメなのだが、下手な鉄砲はなるべく撃たないようにしたい。 そのためには、不動産を選ぶ前に、不動産屋をしっかりと選ぶこと。変な不動産屋に入るのは時間と記憶力のムダ。そのためのコツは、横文字系の大手チェーンはなるべく避けることと、事前にネットなどで不動産屋に関する情報収集をしっかりしておくことが大切。 例えば、mixiの地域コミュニティでは、「オススメの不動産屋は?」みたいなトピが立ってることもあるし、前回紹介したリンクなどを駆使して、その地域に引っ越した人に実際に聞いてみるのが良いかも。 自分の経験では、「駅前にある」「割と大きめな」「○○不動産」系の不動産屋が当たりの確率が高かった。個人で昔ながらやってるような小さいところに入ったら、頑固オヤジが出てきて「この辺の不動産屋は俺が仕切ってるゼ」的な雑談で数十分を無駄にするところだったことも・・・。 逆に横文字系のところに入ったら、だれでも見られるWebサイトで賃貸情報を検索し出して「ここなんてどうですか?」って・・・。いやいや、その情報、家からもう既に何回も見てますから。それで満足できなかったからここに来てるんですが。 ■ 「山登り法」でどんどん良い物件を発見する 良さそうな不動産屋をリストアップしたら、どんどん訪問する。予約を取ると吉だけど、平日とか、午前中とかに動ける人は飛び込みでも大丈夫。 始めに入った不動産屋で良い物件が見つかるのは期待してはいけない。大事なのは、「次の不動産屋では、さらに良い物件を見つける」ことを目標に、次々に不動産屋を訪問していくこと。これは、関数の極大値を、今の時点から少しでも良い方向へと繰り返し点を移動させていくことによって求める再急勾配法(山登り法)に似ている。 アルゴリズムで書くとこうなる。 入力:不動産屋のリスト 出力:X(最良物件) 1 X = null 2.1件目の不動産屋を訪問し、その時点で見つかった最良物件をXに代入 3.n 件目の不動産屋を訪問し、Xより良い物件が見つかれば、Xを更新 4.不動産屋のリストが尽きるまで、ステップ3を繰り返す … Continue reading

Posted in general | 1 Comment
add to hatena hatena.comment (33) add to del.icio.us (0) add to livedoor.clip (2) add to Yahoo!Bookmark (0) Total: 35

土地勘の無い人が東京で住むエリアを探す方法 下見編

前回の 土地勘の無い人が東京で住むエリアを探すためのお役立ちリンク のつづき。 ネットや書籍などで、東京の地理ににわかに詳しくなって、住みたいエリア候補の目星がついてきたら、実際に下見をしてみよう。これは、不動産屋まわりを兼ねてもいいかも。 自分も学生の時は、大学合格発表後のその足で、周辺の不動産屋に駆け込んだりもしたのだけど、その地域のことをよく知らないまま不動産を探し出すのはとっても危険だとおもう。 自分は、わざわざ東京で1泊宿を取って、2日間かけて下見をしてみた。そこで学んだことを書いてみます。 ■ 真っ先に「通勤・通学シミュレーション」をしてみる まずこれ。候補エリアのそれぞれについて、実際に使う予定の交通手段で、実際に通う時間帯に(ここ重要!)そのエリアから職場・学校まで実際に行ってみる。会社に勤めてると難しいかもしれないけど、平日にできるならベスト。電車なら早朝に起きて通勤ラッシュに揉まれてみる必要があるので、必要ならホテルなり知人・友人宅に泊めてもらう。 そうすると、通勤電車がどのぐらい混むのか、駅から自分の足でどのぐらい歩くのか、自動車の交通量はどのくらいか、道路の起伏はどのくらいか、等々、ネットや書籍からは分からない貴重な情報が得られる。 あと、駅での乗り換えにどのぐらいかかるかも重要ポイント。新宿とかの巨大ターミナルならなおさら。自分の住んでる名古屋だと、地下鉄は地上に出ずに短時間で乗り換えられるのが普通で、線ごとに分かれている東京の地下鉄駅を見てショックを受けたことがある。 「通勤シミュレーション」は下見に行ったら真っ先にやったほうがいいとおもう。なぜかというと、候補エリアが複数ある場合、この通勤シミュレーションをしてみると「やっぱりここはダメだ」というエリアが必ず出てくるため。自分の場合、話には聞いていたが、実際に乗ってみて大江戸線の深さとウルサさに絶望したので、それだけで候補エリアが半分に減った。これを下見の2日目にやってしまったため、1日目にムダなエリアを下見していたことになってしまったという・・・。 ■ やっぱり下見には自転車が最強 「通勤シミュレーション」でも生き残ったエリアには実際に下見にいってみる。 下見のときには、駅周辺の様子、住宅地の様子、スーパーやコンビニ、商業施設等々の位置など、実際に生活したつもりになってふらふら回ってみるのが良い。この辺の優先順位は人によって異なるので、自分の生活をリアルに予想しながら各項目をチェックする。 こういう目的に一番適しているのはやはり自転車だと思う(自分が自転車通勤を目論んでいるということもあるけど)。徒歩だと遅すぎるし、車やバイクだと小回りが利かなさすぎる。自転車は友人等に借りてもよいし、レンタルサイクルのサービスがたくさんあるので利用できる。自分は 無印の有楽町店 http://www.mujiyurakucho.com/info/index.asp で借りた。一日1,050円。他にも「レンタルサイクル」でググればたくさん出てくる。 ■ 携帯ナビ便利!! やはり土地勘のない地域を下見することになるので、地図は必須である。紙の地図でも良いのだけど、現在地を確認しながら自転車で色々回るのはけっこう骨が折れる。そこで本領を発揮するのが携帯型ナビ。携帯電話のGPSナビ機能ではない。 勝間和代氏も自転車での移動に活用していると聞いて前から気になっていたデバイスだけど、下見ほどこの携帯型ナビが活躍するシチュエーションもそう無いとおもう。日本全国の地図が手のひらに収まっているだけでも凄いのに、道案内までしてくれて、自分みたいな方向音痴には特に必須・・・。ネットで色々下調べをした結果、この nuvi 250 Plus http://www.iiyo.net/products/nuvi250plus/index.htm を購入。iPod Touch用のアームバンドとマジックテープで自作したマウントキット(と呼べるものなのか分からないけど)を使って自転車に固定して走行。 この携帯型ナビを使った自転車走行が実に便利で楽しくて驚き。ビルの谷間などちょっと電波が弱かったり、道案内が自動車用になってて自転車には少し違和感があったりと、多少残念な点もある。でも、トータルで見て十分正確でナビ機能もしっかりしているので、山手線の周囲あたりのエリアなら、一日4~5箇所は効率的に回れる。 意外に気に入ったのが、地点の「お気に入り」機能で、自分の気に入った地点やお店などの位置をブックマークしておける。Google Mapsをはじめ、同様のことができるWebサービスはたくさんあるけど、ネット繋がらなくても使えるし、見るときも便利なのでやはり携帯型ナビのほうに軍配が上がる。 たぶん引っ越した後のほうが重宝しそうな気がする。 ■ 五感を総動員して下見 せっかく下見に行ったのだから、ネットや本では得られない情報を集めるのに終始すべし。写真を撮るのもいいけど、風景を記録する、というよりは、回ったエリアを後から思い出すための手がかりとして考えておいたほうが良い。 他の地域は分からないけど、23区内では全ての電柱にそこの住所が書かれているので、写真を撮るときはそれが視野に入るように撮っておくと後から見直すときに便利。 下見の時には五感を総動員する。特に、ネットでは得られない「聴覚」「嗅覚」を重視する。「聴覚」は特に重要で、大通りを一歩入っただけの住宅地だと、行き交う車・バイクの音がうるさい所もあるし、人通りの多いところも気になる。とりあえず、自分が住みそうな住宅地に一歩入ってみて、そこで耳を澄ましてどんな音が聞こえるか注意してみたほうがよさげ。 「嗅覚」も、変な匂いのするところは大体NG。変な匂いの原因はだいたい飲食店街が近くにある、とかそういうので、そういう所の近くに住むとロクなことが無い。 あと、地元にある飲食店にふらっと入ってみて「味覚」を使うという手もある。美味しい店を見つけられればしめた物だけど、他の客の様子(住民のレベル・雰囲気)とか、混み具合とか、学ぶことも多い。 まぁこの辺は、同じ「エリア」でも場所によって大きな差があるので、不動産の内見のときでも遅くは無いかも。でもやはりエリアの雰囲気を肌で感じてくるというのは大事じゃないかな。なんだかんだ言って、最後に利くのはやはり「直感(第六感?)」なので、スペックで測れない「街の魅力」みたいな物を感じ取れて、「この街に住みたい!」って思えれば下見は成功じゃないかな。

Posted in general | 1 Comment
add to hatena hatena.comment (5) add to del.icio.us (0) add to livedoor.clip (1) add to Yahoo!Bookmark (0) Total: 6

土地勘の無い人が東京で住むエリアを探すためのお役立ちリンク

これはもう自分のためのリンク集ですよ。 東京に住むことになった場合、賃貸マンションなど不動産を探す前に、そもそも住むエリアを決定する必要があって、それが全く土地勘の無い人にとっては意外に難しい。幸いにも、今ではネットで情報が充実しているので、ネットによる情報収集+友人・知人からの情報収集+1回(~2回)の下見、で十分に住む街を決定することができると思う。 考えてみれば、東京に住んでる人だって、自分の生活圏外は意外と知らないもの。たとえば、あなたが今住んでいる地域(首都圏とか、大阪圏とかの範囲)に引っ越して来る人がいて、その人の条件に合う住む所について的確なアドバイスをできる自信はありますか? それなら、ネット情報で、土地勘の「にわか専門家」になってしまうのが手っ取り早い。 ■ 地域の目星をつける 東京の路線図 http://www.meik.jp/2rosenzu/01_tokyo_rosen.html まずはここから 通勤・通学先を中心とした路線の関係を把握する。もう何百回と見まくる。路線に詳しくなっておくと引っ越した後も便利だしね。(ちなみにこのリンク先はデータ販売なので、サンプルを勝手に参照しまくるのはどうかと思うけど、とりあえず見やすかったし、宣伝にもなるので許してください。。。) 住むところのガイドブック(ガイドムック?)としては どこ住む?東京 ’09―駅周辺生活便利ガイド 住みたい街が必ず見つかる! (昭文社ムック) http://www.amazon.co.jp/dp/439826521X/ がある。都内の120駅に対してその街の交通・生活の利便性や、家賃相場、治安などのデータがリストアップしてある「街カタログ」。この時期、本屋で平積みになっているところも多い。見た感じ、かなり若者向け(しかもかなりスイーツ(笑))で、「穴場的なお店」みたいな、引っ越す人にとってはどうでもいい情報が満載。皮肉だけど、各街の「スイーツ(笑)度」が分かっていいかも。カタログ的に広く浅く知るのに有効。 -住みたい街ランキング2008結果発表- http://www.walkerplus.com/newlife/ranking/index.html#tokyo こういうランキングを見て、街のイメージを把握しておく。こういう系のランキングは実にたくさんある。ただし、「住みたい街」ランキングは、主に家賃相場と相関があるだけで、利便性は必ずしも良いとは限らない点に注意。利便性を知りたい場合は「住んで良かった街」ランキングが狙い目だと思う。 [住みやすい街選び(首都圏)]All About http://allabout.co.jp/house/townshuto/ 街選びに関して意外と(失礼・・・)情報の充実しているAll About。メジャーなエリア別に、街の様子、利便性、家賃相場などがだいたい分かる。例えば、 成熟の街で駅前再開発。さらに変わる中野 http://allabout.co.jp/house/townshuto/closeup/CU20080625A/ 演劇、音楽と猥雑な活気の街「下北沢」 http://allabout.co.jp/house/townshuto/closeup/CU20060425A/ とか。あと、 ひとり暮らしに◎な街、×な街 – [住みやすい街選び(首都圏)]All About http://allabout.co.jp/house/townshuto/closeup/CU20071019A/ シングル男性に住みやすい街ベスト5(首都圏) http://allabout.co.jp/house/townshuto/closeup/CU20051228A/ などの(信憑性はともかく)ランキングも充実しているので、一つの参考になる。 沿線や地域でいくつか候補が出てきたら、家賃相場を調べてみる。「HOME’S家賃相場」は間取りなどの条件に従って、沿線・地域の家賃相場をリストにしてくれるので便利。 家賃のことならHOME’S家賃相場 http://yachin.homes.co.jp/ … Continue reading

Posted in general | Leave a comment
add to hatena hatena.comment (26) add to del.icio.us (0) add to livedoor.clip (3) add to Yahoo!Bookmark (0) Total: 29