社会人1週目(正確には1週間と3日)も無事終わったので、ちょっと感想を書いてみる。

「1週間が始まったと思ったら、いつの間にか金曜日になっていた」感を味わったのは、Microsoft Researchでのインターンの時以来だと思う。その時は、「朝に相談した内容を昼に実装して夕方報告した後に夜に修正するとかいうペース」と書いたけど、研究のプロジェクトなんて、民間企業で働くことに比べたらまだまだ固定的で秩序立っていて粒度が荒いもんだなぁと感じる。

自分が所属するプロダクト事業部では毎朝(!)、企画会議が行われる。ここで全員が、今自分が担当していることの内容や、今日取り組む内容、問題点などをさらっと報告するのだけど、それは他の人たちが何やっているかを確認できたり、自分の頭の中を整理できたりするとても良い機会だと思う。それでも間に合わないぐらい、日中はやることの内容や優先度がどんどん変化していく。

3月までは、研究でやることをTO DOリストとしてPost-Itや手帳などにイチイチ書いて管理していたけど、TO DOリストを書いているヒマがあったら、仕事を片付けた方が早いので、それすらもしなくなった。TO DOリストは、来週締め切りの優先度の低い書類書きとかを備忘録的にメモしておくぐらい(NOT TO FORGETリスト?)。

たまにPC上のソフトやWebサービスなどで、優先順位付きの綺麗なTO DOリストを完璧に管理している(しようとしている)人がいるけど、講義ノートを色マーカーなどを使って完璧に取ろうとする学生と同じで、単にマメなのか、ヒマなのか、もしくはその両方なんだろうなと思う。

とにかく、小さい会社で、ビジネスが凄いスピードで回っているってこういうことなんだなー、と実感する。一言で言うと超楽しいので、学生のうちにこういった「ベンチャー的な環境で働く」ということを、いずれ大企業に就職を希望するにしても、アカデミックの道に進むことを希望するにしても、体験しておくのが良いかもしれない。自分は、前に友人とWebサービスを作ったりしてだいたい雰囲気は分かっていたので、それほど躊躇せずに挑戦することができた。実は、今の会社の雰囲気は、これまでにインターンや見学に行ったどの企業よりも、友人と3人で試行錯誤してWebサービスを作ってたときのあのワクワク感に限りなく近い。

ただし、インターン制度を提供できるような大企業では、既に業務が細分化されて秩序立っているところが多いし、インターンの課題も決まっていることも多々あるので、企業で働くというよりは学校で学ぶということに近いところがあって、なかなかそういう、ベンチャー的な雰囲気を学生のうちに体験できる機会が無いのが残念なところだけどね。