査読は研究スキルを鍛えるのに良い機会

週末第2弾はACL Student Research Workshop(SRW)の査読などをこなす。

これまでに、他の人の査読を論文読んでコメント書いたりして間接的に手伝ったことはあったのだけど、自分がちゃんと担当するのは初めて。自分がやっていることズバリな内容とは少し違ったので、関連する論文等を見直していたらだいぶ時間がかかってしまって締め切りギリギリとなる。

以前のEMNLP 2008や、小町さんの査読のまとめ記事などで聞いていたが、査読者として査読内容を投稿すると、他の人の査読内容(評価点+コメント)が名前付きで見ることができる(ここだけは「匿名」ではない)。つまり、その論文に対して誰がどんな評価・コメントを下したのかが分かる。これは、自分の評価観点の確認と、論点の見落としが無いかどうかなどの確認にとても有用なのだが、同時に研究者間の評判にダイレクトに響くので、うかつに不正確な評価はできず、これが査読の質を保つための一つの要因になっていて、なかなか良くできたしくみである。

このACL SRW、このワークショップの運営や査読を通じて、主に若手研究者から構成されるプログラム委員の査読スキルや運営スキルの向上も狙えて、とても良い制度だと思う(と前から機会あるごとに人に勧めている)。ただ、このワークショップに通るぐらいの論文が書ける人なら、ACLの本会議のほうに出しても採択される可能性が高いので、なかなか棲み分けは難しいところではあるけど・・・。

夜は、これまた会社も住まいもご近所の某社の某氏と食事など。アカウント名などについて語る。自然言語処理やってる人に「名前」について語らせると止まらないのは同じ分野にいる人なら分かってもらえるかと思う(大学ではよく研究ミーティングそっちのけで「名前ウンチク披露大会」になった 笑)。「姓@baidu.com」を(当然ながら)取れた自分は幸せで、こういう細かいことが、細部に神が宿ると信じるエンジニアのモチベーションにダイレクトに響くよね、というのが今日の結論だったり。

最後に、査読についての名言を贈ります。

『ともかく査読せよ。
もし君が良い論文に当たれば、幸福になるだろう。
もし君が悪い論文に当たれば、哲学者になるだろう』
ソクラテスの名言より

実は今考えた。

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