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Monthly Archives: April 2009
学生のうちにベンチャー的雰囲気を味わっておくべき – バイドゥ(百度)での1週目
社会人1週目(正確には1週間と3日)も無事終わったので、ちょっと感想を書いてみる。 「1週間が始まったと思ったら、いつの間にか金曜日になっていた」感を味わったのは、Microsoft Researchでのインターンの時以来だと思う。その時は、「朝に相談した内容を昼に実装して夕方報告した後に夜に修正するとかいうペース」と書いたけど、研究のプロジェクトなんて、民間企業で働くことに比べたらまだまだ固定的で秩序立っていて粒度が荒いもんだなぁと感じる。 自分が所属するプロダクト事業部では毎朝(!)、企画会議が行われる。ここで全員が、今自分が担当していることの内容や、今日取り組む内容、問題点などをさらっと報告するのだけど、それは他の人たちが何やっているかを確認できたり、自分の頭の中を整理できたりするとても良い機会だと思う。それでも間に合わないぐらい、日中はやることの内容や優先度がどんどん変化していく。 3月までは、研究でやることをTO DOリストとしてPost-Itや手帳などにイチイチ書いて管理していたけど、TO DOリストを書いているヒマがあったら、仕事を片付けた方が早いので、それすらもしなくなった。TO DOリストは、来週締め切りの優先度の低い書類書きとかを備忘録的にメモしておくぐらい(NOT TO FORGETリスト?)。 たまにPC上のソフトやWebサービスなどで、優先順位付きの綺麗なTO DOリストを完璧に管理している(しようとしている)人がいるけど、講義ノートを色マーカーなどを使って完璧に取ろうとする学生と同じで、単にマメなのか、ヒマなのか、もしくはその両方なんだろうなと思う。 とにかく、小さい会社で、ビジネスが凄いスピードで回っているってこういうことなんだなー、と実感する。一言で言うと超楽しいので、学生のうちにこういった「ベンチャー的な環境で働く」ということを、いずれ大企業に就職を希望するにしても、アカデミックの道に進むことを希望するにしても、体験しておくのが良いかもしれない。自分は、前に友人とWebサービスを作ったりしてだいたい雰囲気は分かっていたので、それほど躊躇せずに挑戦することができた。実は、今の会社の雰囲気は、これまでにインターンや見学に行ったどの企業よりも、友人と3人で試行錯誤してWebサービスを作ってたときのあのワクワク感に限りなく近い。 ただし、インターン制度を提供できるような大企業では、既に業務が細分化されて秩序立っているところが多いし、インターンの課題も決まっていることも多々あるので、企業で働くというよりは学校で学ぶということに近いところがあって、なかなかそういう、ベンチャー的な雰囲気を学生のうちに体験できる機会が無いのが残念なところだけどね。
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Total: 22査読は研究スキルを鍛えるのに良い機会
週末第2弾はACL Student Research Workshop(SRW)の査読などをこなす。 これまでに、他の人の査読を論文読んでコメント書いたりして間接的に手伝ったことはあったのだけど、自分がちゃんと担当するのは初めて。自分がやっていることズバリな内容とは少し違ったので、関連する論文等を見直していたらだいぶ時間がかかってしまって締め切りギリギリとなる。 以前のEMNLP 2008や、小町さんの査読のまとめ記事などで聞いていたが、査読者として査読内容を投稿すると、他の人の査読内容(評価点+コメント)が名前付きで見ることができる(ここだけは「匿名」ではない)。つまり、その論文に対して誰がどんな評価・コメントを下したのかが分かる。これは、自分の評価観点の確認と、論点の見落としが無いかどうかなどの確認にとても有用なのだが、同時に研究者間の評判にダイレクトに響くので、うかつに不正確な評価はできず、これが査読の質を保つための一つの要因になっていて、なかなか良くできたしくみである。 このACL SRW、このワークショップの運営や査読を通じて、主に若手研究者から構成されるプログラム委員の査読スキルや運営スキルの向上も狙えて、とても良い制度だと思う(と前から機会あるごとに人に勧めている)。ただ、このワークショップに通るぐらいの論文が書ける人なら、ACLの本会議のほうに出しても採択される可能性が高いので、なかなか棲み分けは難しいところではあるけど・・・。 夜は、これまた会社も住まいもご近所の某社の某氏と食事など。アカウント名などについて語る。自然言語処理やってる人に「名前」について語らせると止まらないのは同じ分野にいる人なら分かってもらえるかと思う(大学ではよく研究ミーティングそっちのけで「名前ウンチク披露大会」になった 笑)。「姓@baidu.com」を(当然ながら)取れた自分は幸せで、こういう細かいことが、細部に神が宿ると信じるエンジニアのモチベーションにダイレクトに響くよね、というのが今日の結論だったり。 最後に、査読についての名言を贈ります。 『ともかく査読せよ。 もし君が良い論文に当たれば、幸福になるだろう。 もし君が悪い論文に当たれば、哲学者になるだろう』 — ソクラテスの名言より 実は今考えた。
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Total: 8飛鳥山公園 & 目黒川でお花見
4/13からさっそく上海の長期出張に出ることが濃厚になってきたので、早速だけど(当分の)東京暮らし最初で最後の週末を満喫中です。 今日はお花見に誘われて2件ほどハシゴ。1件目は東大でお世話になっている研究員・先生方などとご一緒して、王子の飛鳥山公園あたりでお花見。王子の駅を下りたすぐに音無川とかいう川があって、桜の綺麗な風景が続く。駅からこんなすぐに桜の名所はあるし、王子は実に良いところだと思う(実は東大に就職したら住んでみたかった場所No. 1である) 2件目は、去年の夏に東京サイクリング・ツアーでお世話になって、その後色々と交流が続いているYukikoさんのお誘いで目黒川(自分のアパートから徒歩数分の桜の名所)で夜桜を楽しんでくる。自分が東京で住まいを見つけた後になって、偶然ご近所だったことが発覚して、なんだかご縁が深いなぁという感じ。 天気もあまり良くないので、川沿いにぶらぶら歩いた後、家にお呼ばれして、他のご近所の方々と一緒に美味しい食事をいただく。こういう「宅飲み」とはちょっと違ったホームパーティー的なもの、アメリカではけっこう呼ばれていたけど、日本でやるのもけっこう良いなぁと思う。 しかし中目黒は住めば住むほど良いとこだなー。特に自分みたいな男の一人暮らしにはもってこい。出張で長期間留守にするのは名残惜しいけど、また帰ってくる時を心待ちにして自然と仕事のモチベーションも上がる日々でした。
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