Monthly Archives: September 2008

NLP若手の会(YANS) 第3回シンポジウム

先週は熱海で開かれた NLP若手の会(YANS)の第3回シンポジウムに行ってきた。NLP若手の会は「若手」とは言うものの妙に発表のレベルが高くて、第1回目に名古屋大で開かれたときから毎年楽しみにさせてもらってる。 今回の発表内容は夏のMicrosoft Researchのインターンで取り組んだプロジェクトの紹介。EMNLPで発表することができないのでここで一度お披露目しておく意味は大きい。MSRにインターンに行くとこんなことができますよということを知ってもらい、一人でも多くの学生さんに興味を持ってもらえれば嬉しい。 タスクと手法がとっつきやすい内容であるおかげか、とても多くの方に聞きに来ていただいて嬉しい反面けっこう大変だった・・・。コメントやフィードバックも数え切れないくらいたくさんいただいたけど、特にNAISTの小町さんから、インターン中に色々と悩んだ点にかなり近い的確なコメントをいくつかもらってさすがという感じだった。 話を詰め込みすぎて1ラウンド(ポスターの説明から始めて、一通り質問が終わって次のオーディエンスのグループに移るまで)が長くなってしまったので、詳細はばっさり切り捨てて話を短くして回転率を上げればもっと多くの人にさわりだけでも聞いてもらえたかなぁとちょっと後悔。詳細部分はポスターに書かず、追加資料を紙で用意していた発表者の方とかもいて、需要に応じて詳細部分は臨機応変に小出しにしていったほうがよかった。 ポスター発表の本質って(口頭発表もそうだけど)、聴衆に 「分かった気にさせて」「元原稿を読みたくさせる」 ことができればOKだと思う。手法の詳細は何とでもなるので今度からもうちょい気をつけよう。 あと、ポスター発表やる側になって痛感したのだけど、発表者が手法をどんどん説明している時にも、適切なタイミングで質問や確認など「合いの手」を聴衆から入れてもらうとすごく話しやすくなる。この「適切な」タイミングというのが意外と難しいのだけど、原稿で言うと節のまとまりの終わりぐらいのタイミングかな。 あと、聴衆側で、説明が終わって質問がひととおり出終えた後もえんえんと発表者に対して(マニアックな)質問や議論を吹っ掛け続けるのは次の聴衆グループに迷惑なのでやめた方がいいと思う。どうしても一言二言言いたければセッション終わった後に発表者を捕まえてやるべき、と自戒を込めて書いときます。 発表はけっこうイッパイイッパイだったにもかかわらず、おかげさまで最後には奨励賞をいただくことができた。外の学会で賞らしきものをいただくのは初めてなので素直に嬉しい。大学の研究室でやった内容でないのがちょっと微妙だけど、インターンの宣伝?という意味では効果あったのかも。3ヶ月あれだけ集中して取り組めたおかげの成果なので、やっぱりMSRインターン激オススメです。 現段階で公式ページにポスターのPDFがまだ上がってないようなので一応ここに置いておきますね。 とりあえずブログを定期的に更新する習慣をつけたいものだけど何とかならないものかな・・・。

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東京サイクリング・ツアー

mixiのほうにも書いたけど、シアトルから友人のCharlesが日本に遊びに来たので、週末にかけてTokyo Great City Cycling Tour (TCGT)なるものに参加してきた。とっても良いツアーで大満足だったので紹介も兼ねて書きますね。 Tokyo Great Cycling Tour http://www.tokyocycling.jp/ ツアーガイドの人が、浅草、築地、お台場海浜公園、増上寺、皇居など、外国人観光客にとって「お決まり」的なスポットをサイクリングして案内してくれる。価格も半分ボランティアのように良心的で、さらに2日目は「新しい実験用コースだから」といってなんと値段を半額にしてもらえた。実験用コースということで参加者は自分らだけで、ガイドの人たちもとっても良い人たちばかりで、良い雰囲気で楽しいサイクリングだっただけに、なんだか申し訳ないぐらい。 各観光地では、ガイドさん達がしっかりと説明してくれて、日本人が聞いても「へ~~」なことばかり(少なくとも自分にとっては)。自転車だと、普段電車では行かないようなルートが通れて、関東圏に住んだこと無い人なら日本人でも楽しめるかも。ガイドの人によると、実際日本人でも、外国人との交流を兼ねて一人で参加する人とかもいるそう。関東圏に住んでる方は覗いてみてはどうでしょう。 その日の様子がすでにブログにアップされていました。 http://tokyocycling.wordpress.com/ 写真はこのへん。 http://www.flickr.com/photos/tags/tgct/

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クリエイティブな仕事に対する他人の評価と自分の評価

イタリアに留学して服飾デザインを学んでいる友人akira-iと話しててよく話題に上るのだけど、自分ら研究者(の卵)やらデザイナーやらは、作品(論文や服)を制作して世に出してその反応を問うのが大事な仕事である。こういうクリエイティブな仕事をしている人なら分かると思うが、こういう仕事は実は根底のところの共通点が実に多い。 ある「作品」を世に出したときには、「出す前の自分からの評価の高低」と「出した後の他人からの評価の高低」の組み合わせに4つのパターンがあることに気付く。つまり、 1.「これはいける」と思って、やっぱりウケた場合 2.「これはいける」と思ったけど、実際ウケななかった場合 3.「これはいけない」と思ったのに、なぜかウケてしまった場合 4.「これはいけない」と思って、やっぱりウケなかった場合。 1.と4.に関しては場合問題無い。自分のクリエイターとしての判断が正しかったことの証明である。2.は世間一般には「失敗」と呼ばれていて、適度な失敗はモチベーションを刺激する上でも非常に良いことである。3.は逆に注意が必要で、結果は良くても、多くの場合まぐれか自分の判断ミスである。自分を天狗にさせ、センス判断の「閾値」を下げることになる。これが特に若いうちの予期せぬ成功が人をダメにすると言われるゆえんである。特にまだ若い内は、2.のケースが多めに、なぜ自分が認められないのか、と少しハングリー気味(中二病的とも言う)に仕事に邁進したほうが結果うまくいく。 なんて、まぁこんなことを悶々と考えていたのもEMNLP落ちたからなんですけどね。こんなに悔しい不採録通知は初めてだ・・・。author responseのシステムの問題点も見えてきて、色々と言い訳したいのは山々だけど、ここは正直に認めて次でリベンジしたい。

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