Microsoft Research@シアトルでのインターンから帰ってきました。コネ・社会経験ナシの情報系大学院生が、腕一本で「世界で一番アツい会社」に就職するまでの記録
31 7月
日本に帰ってきてから日記を書くのもアレだけど、せっかくなので。記憶も少しずつ薄れそうなのでダイジェスト気味に。
ミーティング
9週目の終わりに論文を提出してからはインターンは第2フェーズに入る。論文提出までに実装できなかったところや、実際にシステムをプロダクトで使ってもらう上での実装などを進める。問題を解けば解くほど、また新たな問題が出てきたりしてやりたい事がどんどん増えてどんどん面白くなっていく。実はインターンの期間を延長できる「裏技」があってぜひ使いたいのだけど、自分みたいに外国から直接来てる場合はビザの問題があって無理だそうで。もしプロジェクトが面白いという理由でどんどん延長できたら、いつのまにか1年とか平気で経ってそう。MSRはそういう環境である。
自分のプロジェクトに関するミーティング(少人数)がぼちぼち増えてくる。MSRで「ミーティング」というと、グループの人がみんな集まって話し合う会議的なものから、2人~3人が誰かのオフィス(=個室)に集まってブレストしたりするただの集まり的なものまで実に多様で柔軟である。キッチンや適当なスペース見つけてダベる場合もある。これまでは聞いてるのが中心だったけど、少しずつ参加の割合が増える。けっこう疲れる。
コードレビュー
書いたコードとシステムを、レビューと説明を兼ねて他の社員の方に見てもらう。自分がこれまで実装でウンウン悩んで工夫したところをすらすらと理解してもらえてやはりすごい。インターンが終わるとコードを書いたり見たりできなくなるので今のうちに誤解が無いように全てドキュメント化。大量になる。
提出した論文も、これまで議論に付き合ってくれた人に読んでもらってコメントをもらったりする。インターンのAriaもわざわざ時間を取ってフィードバックをくれる。今から考えると、ああした方がもっとよかった、この手法も試したい、というのが色々出てくるのだけど、これまた全部試していると気付いたら1年とか平気で経ってそうで怖い。もちろんやる価値は十分にあると思う。
もう一人の日本人社員のtakako-aさんと色々お話する機会があったので、時間を取ってお互いのプロジェクトを紹介し合ったり、他の人にプロジェクトについて話したり。ここのグループの人はほとんどがMTをやっていて、そちらにも色々と貢献できないか模索したり。気付いたら1日の半分以上人と喋っていて社員の人がみんな帰った後に夜な夜な実装を進めてたりする。こういう時にやっぱり自分は何かを作っているのが好きなんだなと身に染みて実感する。人と話してるのも楽しいけど、やっぱりウンウン考えたりコード書いたりするのが好き。きっと両者のバランスのあるところで幸福度(とパフォーマンス)が最大になる点というのがあって、それは人それぞれ最急勾配法的に探すしかないんだろうな。
そういえば今年のEMNLP08ではauthor responseというのがあるらしくて、始めての体験なので勝手が分からず戸惑っていたのだけど(AAAI, ICML, NIPSなどの学会では普通にあるそうだ)、そういえばグループのchris-qがArea Chairだったので聞いてみる。以下のページに書いてあるように、
“The author responses seem useful for clearing up misunderstandings; for addressing reviewers’ questions or confusions (indeed, reviewers can even pose explicit questions for the author response to answer); and for keeping reviewers honest (because they know that the author will flame a shoddy review).”
どうやら査読者が勘違いをしてた時に反論したりするために使うもので、おそらくaccept/rejectのボーダー付近以外のほとんどの論文には影響を与えないんじゃないかということ。ちなみに上のページ、それ以外の内容もけっこう面白いので、会議やワークショップの委員やってる人は読んでみるといいかも。
週末
週末はhisami-sさんの家で2回目のバーベキュー。また色々な人に会えて料理もおいしくて楽しかった。親戚の集まりとかもそうだけど、子供が混ざると空気が和んで会話も弾む気がする。けっこう最近買ったというアップライトピアノを弾かせてもらったのだけど、1年以上88鍵のピアノもキーボードも触ってないのでレパートリーが頭から完全に抜けてる。下宿には置きづらいけどKeystation 88esあたりの88鍵コントローラーでも欲しくなるなぁ。。。
potluck形式なのでバーベキューで焼けるものを色々と持っていったのだけど、他の人達も色々と持ってきてくれたので結局けっこう余って持ち帰ることに。余った鶏肉を一人で食べようと(ルームメイトのAlexは肉をあんまり食べない)火にかけていたら、Skypeで長電話している間に完全に焦がす。そろそろ最終週に向けて食料を計画的に消費しないといけない。ちょっと切なくなる。
日曜は少し遠出してLake Union沿いのGas Works Parkまで連れてってもらう。そもそもここに来たきっかけが、けっこう前に有名になったYouTubeの動画、”Where the hell is Matt?”:
Where the hell is Matt?
http://www.youtube.com/watch?v=bNF_P281Uu4
の2008年版の
Where the Hell is Matt? (2008)
http://www.youtube.com/watch?v=zlfKdbWwruY
をインターン中に見つけたからだった。両方ともシアトルで終わるのでどうしてだろ?と思ってたら、このMattさん、シアトル在住のゲームクリエータだそうで、2つ目の場所は友人のCharlieに聞いたらGas Works Parkだそう。Lake Unionの対岸に、シアトルのダウンタウンやBoathouse(その名の通りボートを改造した人が住める家)が臨める絶景の場所だった。シアトルに来たら一度はここに寄ってみんなでダンスを踊ってみると楽しいかもしれない。
17 7月
EMNLP
MSRのインターンで取り組んだ成果は、論文などにまとめて外部で発表するのが普通。今回こちらに来てちょうど9週目に国際学会の締め切りがあるので、それに向けてのラストスパートがスタートする。思えば、締め切り1週前からテストセットを作り始めるという強行スケジュール。前書いたようにいくら MSRで仕事がはかどるといっても、今週はさすがに休日出勤をしてしまった。Googleのインターンのときは、たまに休日出勤して無料の食事やマッサージチェアーやビリヤードを楽しんでいたのだけど、今回はちょっとわけが違うな。でもドリンクが無料なだけでもやっぱり助かる。
実験環境もかなり強力なのを用意してもらって、少なくとも日本で自分の研究室で使える以上の資源をふんだんに使えるのではかどる(ウチの研究室はサーバーなど計算機資源はあまり充実していないけど、その分使う人も少ないので1人あたりで見たらけっこう贅沢だと思う)
自分がかなり早期(4月)に来たので、ほかのインターンで今回の会議に出す人は誰もいない。自分も、締め切りがあと1週間早かったらたぶん無理だったと思う。大学でやってる研究の内容で出すインターンは何人かいて、そういう人たちは昼間はMSRの仕事をしてアパートに帰ってから大学の論文書きを進めたりしているそうで大変そうではある。MSRの仕事だけに集中できる自分はそれだけでも恵まれてるのかも。
昼は、グループの人がランチに誘ってくれるのが多いのだけど、ここ数日は実験中でちょうどタイミングが悪かったりで、毎回断り続けなければいけないのがつらいところ。結局は後からインターンどうしで連れ添って行こうか、って感じになるんだけど。ミーティングを途中で抜けたりして、自分が必死にしているので、その話を知ってるほかのインターンに会うたびに心配されたり。大学で一人で実験やっているよりも孤独感が少ないのが救い。
EUROCUP
MSでは、基本的に各棟に1つずつカフェテリアがある。自分のオフィスがある棟にも1つあって、隣接している棟がいくつかあるので、少なくとも3か所はお昼食べるところのチョイスがある。車に乗せてもらって外のレストランに行くこともしばしば。
いつもグループの人と行くところはだいたい決まっているのだけど、同じ部屋のJasonがサッカーが好きで、EUROCUPの準決勝が見たいというので、今回は液晶テレビの設置してある別の棟のカフェテリアに足を向ける。MSには数えきれないぐらい建物があって(Building番号が3桁まで行ってる)違う建物に行くと雰囲気もカフェテリアのメニューも全然違って楽しい。
EUROCUPの試合はアメリカ時間のちょうど昼で、同じ目的の社員がたくさんカフェテリアに集まって、ランチもそこそこにテレビにくぎづけ。でも、なぜか衛星中継の調子が悪くて、映像が何度か途切れてスタジオの解説者に戻ってしまう。そのたびに周りはブーイングの嵐。映像が戻ったと思ったら点が入ってたり。どうやら油売ってないでさっさと仕事に戻れということらしい。
論文書き
郷に入っては郷に従え、MSで論文を書くといえば基本的にはWordを使う。別にTeXを使っても良いそうだけど、結局ライセンス関係とか環境設定などが面倒だし、回りの人もWordで慣れてたりして、最終的にはWordを使うことになった。
Wordで数式を書くなんて何の拷問だ!?と最初は思ったものの、実はWord 2007から数式環境が一新されたようで、あの悪名高い「数式エディタ」を使わなくても楽に数式が編集できるようになっている。しかもTeXスタイルのコマンド(\sumでシグマとか)がけっこうそのまま通るから、マウスでツールバーからポチポチ選択しなくても素早く書けるし、見た目もTeXで書いたのと同じぐらい綺麗なのでWordも捨てたもんじゃないとおもう。
Wordの利点は添削機能が使えるところで、自分の書いたところをhisami-sさんに直してもらうとその結果がすぐに見えて、Accept/Rejectするだけで反映されるのが良い感じ。特に便利だと思ったのが、
自分も添削機能をONにして書き進めると、どこを直したのか差分が一目瞭然なところ。大学で先生に見てもらうときは、わざわざTeXをコンパイルしたのを印刷して、差分にマーカー引いて持っていって、先生の添削は赤で紙に直接書かれて返ってくるので、それを見ながらソースをぽちぽち直して・・・ってやってるのがかなり非効率に思えてくる。
提出
そんなこんなでなんとか締切前に論文を提出。締め切り前1日だけ実験に苦戦して日付変更線を越えてしまったことがあったけど、それでも毎日必ずアパートに帰って睡眠を6時間は取れる実に健康的な生活ができた。というか、アパートに帰るための終電ならぬ終バスが12:30ぐらいだし、夜10時を過ぎると30分に1本とか不便になるのである程度の時間で切り上げて帰らざるをえない。メンターのhisamiさんも夜7時ぐらいでさっさと帰ってしまうのも逆に密度を上げる要因になっていて助かる(大学で締め切り前だと先生が夜中とかまで付き合ってくれて逆に申し訳ない)
ワシントン大学
EMNLP08の締切が終わると、翌日からIndependence Day(7/4)で3連休。明らかにこれを狙って締切が設定してあるのだけど、論文提出直後の3連休ということで気分は最高。
英語の先生伝えで友人Charlie(ワシントン大学(UW)の1年生)を紹介してもらったので、初日はUWよりも北にあるShoreline付近まで行ってランチ。UW、近いこともあって、インターンが多数来てたり、共同でシンポジウムがあったりしてマイクロソフトとも縁が深い。ここら辺の人は誰もUniversity of Washingtonなんて呼ばずにUW(you-double-youじゃなくてyou-dubと発音する)って呼んでる。大学は大きくて、キャンパス一帯University Districtと呼ばれていていかにも大学生街というとても雰囲気の良いところなので好き。そのあとはRichmond Beachの辺が景色が良いというので車で連れてってもらう。夕焼けが特に綺麗だそうで写真家の絶好スポットになっているそうな。
日本食
やっと時間も取れて今回は自分の番だということで、3連休2日目はルームメイトのAlexに日本食を振る舞ってあげる。最寄のスーパーでは日本食というと醤油と豆腐と寿司とキリンビールぐらいしか売ってないので、会社の南にあるUwajimaya(宇和島屋)というアジア食材屋までバスで出かける。ドイツ人に振る舞う日本食といえばやっぱり肉じゃがでしょう(前回Alexもじゃがいも料理を振る舞ってくれた)、とメニューは思い立った日から心に決めていたので、必要な食材をかき集めてバックパック一杯の材料をかかえてアパートに戻る。けっこう久し振りに真面目に料理すると割と楽しい。
結果は上出来で、ここまで喜んでもらえると作った甲斐があったなと思う。「こんなに美味しければGoogleでシェフとして働けるよ!」と本人談。「ソフトウェアエンジニアじゃないのかよ」と突っ込んでおく。肉じゃがに入れた糸こんにゃく(しらたき)に、”yam noodles”って書いてあって、おぉなんと的確な訳!と思ったのだけど、そのまま全部説明したら「じゃあこれは日本のじゃがいも・ヌードルだ」って納得してた。修正するのに必死。英語で「煮物」という概念を説明するのはけっこう難しい。
その後はしばしロシアン・ティー(紅茶にジャムを入れるんではなくて、ただ単にジャムをお湯で溶かしただけのもの)を2人で楽しむ。なぜかAlex と話てると戦争の話になることが多いのだけど(まぁドイツと日本だからね)、そのたびに子供のころに「はだしのゲン」の映画を無理やり見せられてトラウマになったので映画館から逃げ出してきた思い出を話してくれる。今だったらもう一度ちゃんと見たいそうだ。
ハイキング
3連休3日目は、インターン向けイベントで、Mt. Rainer(レッドモンドのはるか南にある富士山より高い火山)にハイキングに行ってくる。今回はバス1台分のインターンが参加。2時間ほどバスに揺られて現地に到着後、軽くハイキングをしたり、昼食を食べたりする。今年の異常気象のせいで山の大部分で雪がまだ残っていて、その後雪の上をぞろぞろと歩くハイキング(Snow Hikeというらしい)を楽しむ。途中で誰かが雪玉をつくって投げ始めて、みんなでいい年こいて雪合戦にヒートアップする。楽しかったのでまたやりたいな。
Microsoft Researchのインターンは平均年齢が高めで、中には既婚で家族持ちや、本国から母親や彼女が来て一緒に住んでる人たちなどもいる。最近オフィスに加わったAlan(from UW)も奥さんを連れてきてたので一緒にいろいろ話したり。こういう休日イベントには家族や友人を連れてきてもOKで、今回はそういう人たちがあまりにも多くてインターンどうしで交流を深めるというよりは軽いツアー旅行みたいな感じだった。バスの中では最近来たインターンのHoifungとずっと話してたのだけど、彼も本国に奥さん+子供がいるそうな。Mt. Rainerには何度か来たことがあるそうで色々教えてもらう。ここにずっと住んでても、きっとアウトドアでやるレジャーに関してはネタ切れの心配はなさそうだ。
11 7月
論文提出などで忙しくて更新ずいぶん遅くなってしまったけど、マイクロソフトでの休み(2週目)をダイジェスト気味に。コロンバス@オハイオで開かれたACLという国際会議に行っていました。
着いた日。
夜10時頃嵐がすごい。ニュース見たらオハイオ上空だけ発達した雨雲。いかにも中西部的な気候。でも週の残りはいたって良い天気。
初日。
昼にStudent Lunchに行く。OSUのPh.D.の人とかと話したりする。自分と同じくStudent Research Workshopで発表するそうな。明らかに学生ではないような人が混ざってる気がするけど、アメリカのPh.D.って日本よりも平均年齢高めなので、見た目で判断するのはイクナイ。
自分のセッション(SRW)。
発表はうまくいった。先週の旭川での反省を生かして、スライドを少なめにしてアドリブ気味で喋ったからかな。hisami-sさんとmasaki-iさんが来てくれる。知り合いに見られるのが一番緊張する。
Panelの人がフィードバックをくれるというのでどんなものか期待していたら、何のことはない、よく座長が質問が出ない時にする想定質問を2~3個まとめたような感じの質問+コメントだった。というか質疑応答の時のアドリブの効かなさを何とかしたい。日本語でやってもたまに意味不明の返答をする時があるので、英語の問題ではないかもしれないけど・・・。
発表が終わったあと、何人か、自分のところに来て”Nice talk!”とか”I’ll keep an eye on you.”とか言って(質問ではなく)くれる人がいてちょっとうれしい。名前聞いとけばよかった。
SRW Lunch
セッションの関係者や発表者で懇親を深めましょうというSRW Lunchに出る。会場近くのアメリカ・レストラン。アメリカの例に漏れず料理がひどくて遅い。CMUやOSUの先生らもいた。あまりにも料理が遅くて、次のセッションに遅れないように料理が着いてからはみんなで黙々と食べる。
Syracuse大のIさんとかCMUでVisiting ResearcherをされているKさんとかとお初する。Iさんは名前とかメールでしか知らなかったのでちょっと感動。
PowerSet
の人がデモやってたのでつかまえて話したりする。技術的なことを聞いてもなんか手ごたえが無い。もっとそれっぽい人を捕まえればよかった。やっぱりビザの関係で、日本から直接のインターンは難しいかもしれない、とのこと。まぁJは大企業じゃないと難しいよね。働きたければアメリカに留学するか、それか正社員でH1Bというコースかぁ。(と思ったそばから、後日MSに買収されるというニュースが。これで自分の中で選択肢から消えたな・・・)
Banquet
学会に来て日本人グループで行動するのはあんまり好きじゃない(Banquetの時に知らない人たちに混ざったりするのが好き)のだけど、今回はそもそも日本人もあんまりいないし、良い機会なのでMS(+R)の人と一緒にごはんでもという流れで日本人グループでBanquetに。研究室のO先生とhisami-sさんが打ち解けてるのを見ると、生みの親と育ての親が仲良くしているのを見てるようで嬉しい。なんか変な例えだな・・。
その後はアメリカのローカルネタで勝手に盛り上がる。夜なのに会場はなぜか動物園。動物がみんな寝てるし、暗くて全然見えない。意味不明。
恒例のACL Presidentのスピーチはハンパ無く面白かった。毎年ウケを取るのがこのスピーチの目的みたいなモンになってて、さらに来年へのハードルが上がった気がする。”ACL Song”, もう1回見たいのだけどどっかで公開してないのかな。
MSRのひと
もけっこう来てる。インターンでもファーストオーサーで普通に発表する。Vivekの発表は(内容もプレゼンも)おもしろかった。彼は毎日夜中まで飲み歩いてたようだけど。ちなみに例の衝撃的な論文の著者Ariaも自分が一時帰国したのと入れ違いで来ている。やっぱりMSRにインターンに来る人はクオリティがハンパ無くて焦る。せっかくなので会社に帰ったあとに色々教えてもらう。
セッション
Lexical semantic acquisition系の発表をかいつまむ。今回は論文の査読回答書の期限と重なってしまって、せっかくなのにホテルで黙々と作業してたり。MSRに来て興味が広がったり新しいことを勉強したりで、これまでよりも軽く2倍の数の論文や発表に興味を持つようになって良いのだけど、そうすると途中でセッションを抜け出して観光に行くとか難しくなるな・・・。やっぱりACLだけあって、自分の興味のあった発表に隣接するものを適当に聞いてもやはり面白い。ハズレが少ないというのか。
クロージング
Area ChairのHaizhou LiさんによるACL-IJCNLP 2009の情報。Liさん、IJCNLPの時にもちょっとお話したけど温和でとっても良い人である。IJCNLPの時にもやってた「シンガポールの位置を知らない人もいるでしょうから・・」って言って地図出すジョーク(?)が今回も炸裂。公式ページにはまだ出てないけど、Full Paperの締切は2/22らしい。来年の会議のころには自分は何をやってるんだろうか。
帰り
はUnited、シカゴ経由でシアトルへ。天候の関係でアメリカ全体的に飛行機が遅れてる。自分の便も1時間ぐらい遅れて、シアトルについたらもう良い時間だったので出社せずにアパートでまったり過ごす。Alexと近況報告(といってもさほど事件も無いのだが)したり荷物整理したり。
ういろう
金曜には出社。ACLに行ってたりそのタイミングで休みを取ってたりで、NLPグループの人がほとんどいない。同じ部屋で仲良くしているSaraとJasonに日本から買ってきたおみやげ(名古屋の青柳ういろう)を渡す。日本人でも賛否が分かれる可能性のあるういろうなので心配してたけど普通においしいと評判。そのまま説明すると”Sweet Rice Paste”とかになるのだと思うけど、それだけ聞くと全然おいしそうじゃないな。Saraはそれ以来”Candy”って呼んでたけど、英語だと固形の甘いお菓子はチョコレートもキャラメルも全部ひっくるめて”Candy”なのであながち間違っていない。
週末
友人伝いで知り合ったBruceの家におじゃまする。Lake Sammamish沿いは自然が多い閑静な住宅地という感じでとても好き。天気も良いし、EMNLPに向けてラストスパート前の静かなひととときをしばし楽しむ。