Microsoft Research@シアトルでのインターンから帰ってきました。コネ・社会経験ナシの情報系大学院生が、腕一本で「世界で一番アツい会社」に就職するまでの記録
13 5月
ドイツ料理
金曜、家に帰ってくるなりルームメイトの Alex が、「ごめん!スティック壊しちゃった!」としきりに謝ってくる。自分はまだ杖がなくても2足歩行できるのにおかしいな、と思ってたら、何のことはない「箸(chopstick)」のことだった。食洗機に入れるときにつっかえて折れてしまったみたい。別に高いもんでもないし気にしなくていいよ、と言ってみるものの、上司からもらった和食キット(MSRのインターンに代々伝わるもので、炊飯器とかしゃもじとかが含まれる。ちなみに初代はsekine先生)ということを知っているので、余計に申し訳なさそうにしている。
罪滅ぼし、ということで、なんと土曜の夜にドイツ料理を振る舞ってくれることになった。ちょうど金曜のランチでドイツのソーセージのことが話題になったので振ってみたからかもしれない(催促はしてない)。サワークリームで和えたサラダと、じゃがいも、ソーセージをメインとしたのオーソドックスなドイツ料理を2人で食べる。もちろん理系男子の作る料理なのでお世辞にもご馳走とは言えないけど、普段何食べてるかとかお互いに分かっておもしろい。ドイツ人だからって毎日こんなん食べてるわけじゃない、と弁明してたけど、毎日観察してるとやはりソーセージとじゃがいも率は異様に高い(笑)
ということで、外国人とルームシェアするのは意外に楽しいので、味をしめて日本に戻った後でもやってみるかもしれない。もちろん成功の是非は相性にかかっているので一般にオススメはできないけど。なんだかんだで毎日けっこう喋るので、日常生活に関する英語の練習にもなって良い感じ。(でもトイレの「すっぽん」だけはやはり何て言うかお互いに分からなかった。)
ガラス細工
MSRインターン向けの初イベント、Redmond市内のガラス工場にみんなで行ってガラス細工を体験する。細工自体は何も難しいことはなくて、ほとんど講師の人が手取り足取り教えてくれるので、自分らは色をつけたり、吹いたりと一番オイシイところだけを体験する。ぼちぼち5月も中旬なのでインターンも増えてきて、新しく見かけたインターン何人かと話す。でもアメリカ移民といえばお決まりのインド人と中国人のインターンをこれまでほとんど見かけないので少し妙なかんじ。人種も白人だらけだ。次は Ice Cream Social という、みんなで集まってひたすらアイスクリームを食べまくるというイベントがある。実はこのイベント、Googleでインターンしてたときにもあったのだけど(業者が巡業してるのかも)、みんなアイスクリームをもらってきて自分の席でひたすらほおばっていたりしてあんまりSocialではなかった記憶がある。
日常生活
毎日ベーグル食べて、Tully’s飲んで、Oprah見てCar talk聞いてSADについて心配しながらVeriluxの品定めするすっかりアメリカナイズされた生活を送ってます。
特にオススメなのが Car Talkで、前から存在は知っていたのだけど、先日、日本人グループでランチ食べたときに話題に上ってから聞いてみたらハマってしまった。TomとRayの2人兄弟が、リスナーから電話でかかってくる車の悩みに答える、ただそれだけの番組なんだけど、「ウチのダンナがウインカーを出したがらないんですが」とか「車が崖から落ちそうになった」とか、車を修理する前に頭を修理したほうがいいんじゃね?的なおもいっきり電話と、それに答える兄弟のトークが面白い1時間番組。もちろん「車から異音がする」とか「パワステがおかしい」みたいな真面目な相談もある。Podcastで聞けるのでオススメです。
そういえば「Tully’s」は日本で「タリーズ」なので、てっきりIPAで言うお山の三角の「ァ」だとずっと思ってたら、英語での発音は「トゥリーズ」で、bullyと韻を踏むらしい。まぁ、こういう transliteration のバリエーションが(特に日本の)NLP屋さんを食わせてくれるので文句は言ってられないけれども。
お仕事
なんかこう書くとまったく仕事をしていないような感じだけど、たしかに今週はあんまり進んでいないかも・・・。イベントが多かったのと、2週目でベースラインの実装が意外に早くできたので少し油断していたかもしれない。それでも大学の研究室で研究している時よりははるかに短い時間しか仕事をしていないのに(平日オンリーで朝9時~夜8時とか)はるかに早く、効率良く研究が進むこの環境は驚異だと思う。これはたぶん「人」の要因が一番大きくて(特に上司のhisami-sさんのお力添え)、研究や実装でちょっと行き詰まったりしたらその辺の人つかまえて相談なりすればすぐに何らかの解決策が出てくる。
ウチの研究室では、上司(先生)と研究のことを話すのは週1がいいところだけど、ここではそれをずっと10倍ぐらいに濃縮した感じで、朝に相談した内容を昼に実装して夕方報告した後に夜に修正するとかいうペース。前に書いたようにミーティングも「濃く短い」し、日本に帰ったらまたあのゆったりとした日常に戻るのかと思うとちょっと寂しい気もする。
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