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Microsoft Research@シアトルでのインターンから帰ってきました。コネ・社会経験ナシの情報系大学院生が、腕一本で「世界で一番アツい会社」に就職するまでの記録

Archive for 5月, 2008

今週から、同じ自然言語処理グループでインターンすることになったSara(from Mexico)が仲間に加わった。一緒のキュービクルに配属される。だいたいインターンに来て最初につまずくところは同じなので、研究所の中のこととかツールの使い方とかを教えていると、自分も5週間目だけだけど少しだけ先輩になった気がして複雑な心境である。ついこの前まで「まだ来て1週目なんですよ」「まだ2週目なんですよ」って言ってたのが、「もうすぐ半分ですよ」に変わった。これは焦る。すぐ隣のグループにも中国人のインターンが2人増えて、1人で研究にずっと集中できた4月と比べてだいぶ賑やかになってきた。これはこれで楽しいけど、研究に集中する時間を意識的に確保しないとな。

MSRのインターンで集まってランチ食べない?的なお誘いがMLにちょくちょく流れているので顔を出しに行ってくる。MSRのインターンはだいたい Ph.D の学生が多くて、本社のインターンより平均年齢も高いし落ち着いてるのでまったり話せて良い感じ。ちなみにこういう多人数を相手にしたメールに対して、MLやCC に入っている人のアドレスをToやCCに加えずに、本人だけに返信することを「little-”r”」するというらしい。「Please little-”r” me.」とか動詞として使う。反対語は「Big-”R”」だそうだ(”r”はreplyから来ている)。

ちなみにメール繋がりで、たくさんの人が見てるMLとかで、質問に対して誰かが「Just google it.(ググってみれば)」とか言うとすかさず横から「Did you mean “Just ‘live search’ it”?(ライブサーチのことかな?)」とかツッコミが入るのがさすがMSという感じがする。でも申し訳ないけどGoogleもけっこう使ってて(無いと死んじゃう)、みんながみんなLive Searchでググっているわけでは全然ない。きっとYahoo!にしても同じだと思う。

日本人インターン

水曜は、プロダクトチームの日本人の方とメンターのhisamiさんと中華料理屋へランチに。今抱えている問題が非常に似てて、今回のプロジェクトで良い感じにプロダクトチームの方とも絡めそうなので興味深い話ができた。その時に「日本人のインターン全然見ないね」的な話になったのだが、日本人でMSRへインターンに来たのは去年のmamoru-kさんが最初だとばかり思っていたら、その前にTeddyで有名な五十嵐先生がMSRにインターンで来てたことがあるらしい。まだ掘り返したら出てくるかも。しかしMSRにインターンで来る人はみんなクオリティが高すぎて焦る。

天候がおかしい

これまで日本の冬並みに寒い天気がずっと続いてたと思ったら、先週末は突然気温が上がって、80°Fぐらいの暑い日になる。天気予報によるとこの時期にしては記録的な暑さらしくて、インターン期間も半分終わらない間に、雪が降るような記録的な寒さと、夏服でちょうど良いぐらいの記録的な暑さを体験できた自分は運が良いのか悪いのかよく分からない。

こっちに来てから人と天気の話をすることが比較的多いのだけど、これは別に初対面の人だから無難な天候の話題で、とかいう表面的は話ではなくて、本当に天候がネタになるほど今年の天気はおかしい。シアトルはずっと雨が降ってることで有名だけど、割と変化の少ない天候でタチは良い(ネブラスカ出身の楽器屋のにーちゃん談)、という話だったのだが、今年はそうも簡単ではないようだ。

暖炉

ある日アパートに帰ってくると、ルームメイトのAlexが暖炉の前で格闘している。このアパートに暖炉がついてたことすら忘れかけてた自分(というか、暖炉ってどういうタイミングで、どういうシチュエーションで使えばいいかわからない日本人の自分)だけど、散歩して拾ってきたぶっとい薪で必死に火をつけようとしているので、無理だと思いながらも参戦する。このアパートには他にもただっぴろいバルコニーやら使いきれないぐらい広いクローゼットやらが色々あってびっくりハウスのようで楽しい。普段読まないのに勝手に配達されてくる新聞を大量につかってなんとか火をおこす。暖炉の火にあたりながら家族団らんとかも良いよな、と思う。日本で言うと掘りごたつ的なノリに近いかな。

火がついたところで、「暖炉の火でウインナー焼いて食べようぜ」的な流れに。2人で適当に火であぶってウインナーを食べる変なバーベキュー・パーティーになる。「次やるときはさ、ポテトとかも焼けるかな?」と楽しそうにしている彼は間違いなくドイツ人である。

Northwest Folklife

今週末は Memorial Day で3連休。シアトルで開かれているNorthwest Folklifeが面白そうという話を聞いたので、ESLの先生してもらってる人と一緒に行ってくる。このイベント、Seattle Center一帯を全部使って、いろんなグループが集まって世界中の民族音楽や踊りをひたすら披露しまくるという巨大なもので、人出もハンパない。普通に見るだけの演奏もあれば、観客も参加して一緒にダンスしようというような参加型パフォーマンスもある。出店で陶芸品や軽食も売っていて、ちょっとクオリティの高い学園祭のようで一日じゅういても楽しめる。家族連れで来ると良い感じ(そしてなぜだか犬を連れてる人が多い)。

火曜に会社に行ってから、Northwest Folklifeで銃撃事件があったことを教えてもらう。男同士がケンカしているときに間違って発砲してしまったようで、周りにいた人3人を貫通したらしい。あれだけ人でごった返してたら3人ぐらい巻き添えくらうわな、と思うものの、それがローカルニュースのトップを飾るぐらいで、あとはいたって平和な治安の良い地域である。緯度が高くてしかもタイムゾーンの西のはずれにあるため、夜は9時ごろまで明るいし、夜中で女の人一人で歩いてても問題ないくらい。そのおかげでついつい会社に長居してしまいがち。

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  • Filed under: インターン
  • 研究所の内部

    今週は、Ice Cream Social という、MSRのインターンで集まってアイスクリームを食べまくろうというイベントがあったのだけど、結局行かずに終わってしまった。というのも、同僚のchris-qと、たまたま興味があって読んでる論文が同じでそこに書いてある証明がどうしても納得いかなかったのでホワイトボードに書き殴りながら相談してたらいつのまにか終わってたという感じ。イベントも割と少なく平和な週。

    MSRの研究者には、基本的に個室が割り当てられる。てっきりキュービクルだと思ってた自分はまずそこでびっくりしたのだが(もちろんインターンはキュービクル)、それぞれの個室には必ずホワイトボードが壁に埋め込んであって、よく人の個室を訪ねたり訪ねられたりした時に議論がエキサイトするとそのホワイトボードに式や例文を書いたりし始める。自分のいるインターン部屋にも1つあって、ちょっと大きめの問題を解く時など、紙ではスペースが足らない時によく使わせてもらっているが、こういう小さいところがけっこう生産性に影響を与えるもんだなと思う。

    それに加え、マイクロキッチンの近くなど、3~4人で集まってダベることのできるスペースが研究所の内部には随所にあって、そのスペースの近くにも、マーカーで自由に書くことのできるガラスの仕切りが配置してあるので、証明やらモデルの式やらが落書きやらが自由に書き殴ってある。Σやら∫やらが踊っていかにも研究所、的な雰囲気を醸し出しているのが良い感じ。

    インターンシップ

    アメリカに来てから「アメリカは初めて?」とか「企業でインターンするのは初めて?」とか聞かれることが多いので、その度に、「いや実は前に一度・・・」といってGoogleのインターンの話を切り出すとたいてい興味を持ってもらえる(が、話すこっちは気を遣う)。プロジェクトの事は話せないので、たいていは無料の社食とか社内の遊び道具とかの話でお茶を濁すことになるんだけど、Googleのそういう部分はもうだいたい知られちゃってるので歯がゆい感じ。

    先日ランチでその話になったときに、3年前にlucy-vの下でインターンしていた Rion Snow (ACL2006でBest Paper受賞)の話題が出た。彼は3年前にMSRでインターンした後、翌年Googleで、その翌年Powersetで、というように毎年インターンを渡り歩いてるそうで、今年はどこ行くんだろうね?という話。学生が複数の企業でインターンするのが日本よりもポピュラーなアメリカでさえも、これだけ渡り歩いてるとネタになるみたい。

    MSRに来てからというもの、これだけ良い環境なら、Dを1年伸ばしてでも来る価値があるなと思っているので、少しでも興味のある人にはぜひオススメ。さらにMやDの最終学年に近づくほどインターンに来にくくなるので、動くなら早めのほうが吉ですよ。

    研究

    週の途中で、自分のやりたかった提案手法を、既に、しかもエレガントに実装して発表してしまってる論文を発見してしまう。研究につきものとはいえこの時の脱力感は何とも言えない。メンターのhisami-sさんも、逆によかった、さらに上を行く手法を考えよっか、みたいなスタンスでいるので、結局丸一日論文を読みまくってうんうん考えた挙げ句に異なるアプローチを思いつく。結果らしきものもぼちぼち出てきて、4週目でこれだけ進んでるのはけっこう早いほうらしいという話を聞いて少し安心。中にはインターン期間中にモデルを考えるところまでで期間が終わってしまって、後からメンターの人がしょうがなく実験を進めたりするケースもあるんだとか。

    まだインターンの少ない4月から始めるという時間差が功を奏したのだが、そろそろ5月なのでインターンも増えてきて、ひどい流量という噂のインターン用のメーリングリストに来るメールの量がハンパ無くなってきた。流量を増やしてるのはMSRではなく本社のほうのインターンなんだけど、毎週どこかで「ゲーム大会しよう」「週末遊びいこう」「サッカーチーム組もう」みたいな話で盛り上がってて、みんなちゃんと仕事してんのか不思議になるくらいだ。

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  • Filed under: インターン, 技術
  • ドイツ料理

    金曜、家に帰ってくるなりルームメイトの Alex が、「ごめん!スティック壊しちゃった!」としきりに謝ってくる。自分はまだ杖がなくても2足歩行できるのにおかしいな、と思ってたら、何のことはない「箸(chopstick)」のことだった。食洗機に入れるときにつっかえて折れてしまったみたい。別に高いもんでもないし気にしなくていいよ、と言ってみるものの、上司からもらった和食キット(MSRのインターンに代々伝わるもので、炊飯器とかしゃもじとかが含まれる。ちなみに初代はsekine先生)ということを知っているので、余計に申し訳なさそうにしている。

    罪滅ぼし、ということで、なんと土曜の夜にドイツ料理を振る舞ってくれることになった。ちょうど金曜のランチでドイツのソーセージのことが話題になったので振ってみたからかもしれない(催促はしてない)。サワークリームで和えたサラダと、じゃがいも、ソーセージをメインとしたのオーソドックスなドイツ料理を2人で食べる。もちろん理系男子の作る料理なのでお世辞にもご馳走とは言えないけど、普段何食べてるかとかお互いに分かっておもしろい。ドイツ人だからって毎日こんなん食べてるわけじゃない、と弁明してたけど、毎日観察してるとやはりソーセージとじゃがいも率は異様に高い(笑)

    ということで、外国人とルームシェアするのは意外に楽しいので、味をしめて日本に戻った後でもやってみるかもしれない。もちろん成功の是非は相性にかかっているので一般にオススメはできないけど。なんだかんだで毎日けっこう喋るので、日常生活に関する英語の練習にもなって良い感じ。(でもトイレの「すっぽん」だけはやはり何て言うかお互いに分からなかった。)

    ガラス細工

    MSRインターン向けの初イベント、Redmond市内のガラス工場にみんなで行ってガラス細工を体験する。細工自体は何も難しいことはなくて、ほとんど講師の人が手取り足取り教えてくれるので、自分らは色をつけたり、吹いたりと一番オイシイところだけを体験する。ぼちぼち5月も中旬なのでインターンも増えてきて、新しく見かけたインターン何人かと話す。でもアメリカ移民といえばお決まりのインド人と中国人のインターンをこれまでほとんど見かけないので少し妙なかんじ。人種も白人だらけだ。次は Ice Cream Social という、みんなで集まってひたすらアイスクリームを食べまくるというイベントがある。実はこのイベント、Googleでインターンしてたときにもあったのだけど(業者が巡業してるのかも)、みんなアイスクリームをもらってきて自分の席でひたすらほおばっていたりしてあんまりSocialではなかった記憶がある。

    日常生活

    毎日ベーグル食べて、Tully’s飲んで、Oprah見てCar talk聞いてSADについて心配しながらVeriluxの品定めするすっかりアメリカナイズされた生活を送ってます。

    特にオススメなのが Car Talkで、前から存在は知っていたのだけど、先日、日本人グループでランチ食べたときに話題に上ってから聞いてみたらハマってしまった。TomとRayの2人兄弟が、リスナーから電話でかかってくる車の悩みに答える、ただそれだけの番組なんだけど、「ウチのダンナがウインカーを出したがらないんですが」とか「車が崖から落ちそうになった」とか、車を修理する前に頭を修理したほうがいいんじゃね?的なおもいっきり電話と、それに答える兄弟のトークが面白い1時間番組。もちろん「車から異音がする」とか「パワステがおかしい」みたいな真面目な相談もある。Podcastで聞けるのでオススメです。

    そういえば「Tully’s」は日本で「タリーズ」なので、てっきりIPAで言うお山の三角の「ァ」だとずっと思ってたら、英語での発音は「トゥリーズ」で、bullyと韻を踏むらしい。まぁ、こういう transliteration のバリエーションが(特に日本の)NLP屋さんを食わせてくれるので文句は言ってられないけれども。

    お仕事

    なんかこう書くとまったく仕事をしていないような感じだけど、たしかに今週はあんまり進んでいないかも・・・。イベントが多かったのと、2週目でベースラインの実装が意外に早くできたので少し油断していたかもしれない。それでも大学の研究室で研究している時よりははるかに短い時間しか仕事をしていないのに(平日オンリーで朝9時~夜8時とか)はるかに早く、効率良く研究が進むこの環境は驚異だと思う。これはたぶん「人」の要因が一番大きくて(特に上司のhisami-sさんのお力添え)、研究や実装でちょっと行き詰まったりしたらその辺の人つかまえて相談なりすればすぐに何らかの解決策が出てくる。

    ウチの研究室では、上司(先生)と研究のことを話すのは週1がいいところだけど、ここではそれをずっと10倍ぐらいに濃縮した感じで、朝に相談した内容を昼に実装して夕方報告した後に夜に修正するとかいうペース。前に書いたようにミーティングも「濃く短い」し、日本に帰ったらまたあのゆったりとした日常に戻るのかと思うとちょっと寂しい気もする。

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  • Filed under: インターン, 一般
  • ついに日記の更新が週1になってしまったまっとんですこんばんは。充実したインターン生活を過ごしてます。
    けっこう日本食たべなくても人間って生きていけるもんですね。

    - 給料日

    4/30はインターンの初給料日。最初の給料日までに銀行振込の手続きが間に合わなかった(というか、タイミングの問題で間に合わせるにはインターン開始した日の翌日の5時までに手続きしなければならないんだよね・・・)ので、小切手をもらいに受け付けへ行ってくる。小切手なんて、本物を見たことも、目の前でみのもんたが破ってくれたこともなかったのでちょっと感動したけど、そのまま銀行に預け入れに行ってきた。給料の額はよく人に聞かれるのだけど、あまりにありえない額なので親にしか話してない。それでも結局税金とアパート代で色々引かれて、まぁこんなところか、というところで落ち着く。Googleのインターンと比べたら “comparable” かな。どっちにしろ大学院生のもらえる給料としてはありえない額なのには変わりない。

    - SSN

    SSN(Social Security Number; 社会保障番号)の申請に事務所まで行ってくる。SSNは米国で給料をもらうのに必要で、ほぼ個人IDとして用いられてるので必須。最初窓口のおねえさんに「大学側はこの仕事について知ってるの?」とか「大学側からの書類ある?」とか聞かれて、どうも話がかみ合わないなぁと思ってたら、彼女がビザをF1だと勘違いしてたもよう。確かにパスポートに書き殴られた字はJかFか判別不能だった。気づいてからは手続きは和やか済む。ついでに Bellevue のダウンタウンあたりを散策して帰ってくる。

    - デビットカードとiTunesビデオレンタル

    銀行口座を作ったときにVisaのデビットカードを発行してもらえたんだけど、これはVisaカードが使えるところならほぼクレジットカードと同等に使えるので便利。iTunes StoreのUS版、Billing Addressがアメリカ国内のクレジットカードしか登録できないので、日本国内からは指をくわえて見てるしかなかったんだよね。早速登録できたので最近はじまった映画レンタルサービスを使ってみる。確かに便利なんだけど、PC内に残しておこうがiPodに転送しようが、視聴開始から24時間きっかりで視聴できなくなるので、「平日の空いた時間に細切れに見る」という使い方はできないのがちょっと残念。あとClosed Caption付きのものがほとんど無いので素の英語力が試される。

    - 図書館

    住んでるアパートのすぐ裏に Redmond Regional Library があるので、週末などに論文書きなど日本の作業を進めたいときにちょくちょく利用してる。無線LANも完備だし、公共の図書館にしてはけっこう静かなので良い感じ。学部生のせいで年々ひどくなってるウチの大学の図書館より良い感じ。

    この前、ボランティア主催で「ESL Talk Meeting」なる会(アメリカに住んでる外国人で英語力を上達させたい人のためのトークグループ)が図書館で開かれてたので顔を出してみた。会自体は、自己紹介、ゲーム、ディベートなど、ごく普通のESL的な流れで楽しかったのだけれども、やはりインド人のよく喋る具合はハンパ無い。研究室の先生がいつも話してるけど、国際学会の質疑応答で「インド人を黙らせて、日本人にしゃべらせるのは良い座長だ」とかいう名言?があるらしくて、その構図がここにもある。ちなみに参加した10人ぐらいのうち3人がマイクロソフト関係者だった。このあたりの地域では、犬も歩けばマイクロソフトの社員に当たると言われてるとかいないとかで、地域の小学校で「お父さんのおしごとは何かな?」という質問自体が意味をなさない、とよくジョークにされてるそうな。

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  • Filed under: インターン, 一般
  • インターンのプロジェクトに費やす時間が増えるにしたがって、日記に書くこと(というか書けること)が少なくなってくのがもどかしいところですね。

    今日はACL SRWのカメラレディに提出した原稿をアップロードしてみた。人に説明するときにリンク送るだけで良いので便利なことと、著作権関係がどうやら大丈夫らしいと聞いたので。アップした後に、Co-Chairから「サイズがUS Letterになってないよ!」というフォーマットに関するお叱りのメールが来ていたことに気づいたのでぽちぽちと直して再提出。数式がはみ出してたりする箇所とかけっこう事細かに指示される。上のリンクは直してないけど・・・。

    今日は同時に、インターンの中休みに日本に帰るためのシアトル→名古屋便を仕事が終わってからごそごそと予約。今回のACLの出張、日本からオハイオに行って、帰りはインターンの続きをやるためにシアトルに戻るという変則スケジュールなので、出張費が大学からも、マイクロソフトからももちろん出ずに困っていたのだが、ACL SRWには出張費補助の制度があるらしくて、学会参加費、ホテル代、航空券代など、かかった費用を領収書付きで申告すると、その一部を補助してくれるということだ。どうせ大した額ではないと期待してなかったのだが、どうやら自分の場合(というかひょっとして参加者全員?)ほぼ全額が返ってくるようなのでほっと胸をなで下ろす。ルームメイト紹介サービスといい、この費用負担制度といい、とても良いサービスなのでもっと大々的にCFPに書いて宣伝しても良いのでは?

    ところで、インターンでやることのテーマ、大学でやってることと良い具合に異なっているので、理論と実装の両面で色々と新しいことを覚えられてとても楽しい。人は適度なストレスがかかるときに最善のパフォーマンスを発揮できるとはよく言われたものだけど、良い具合にそのパフォーマンスカーブの極大点に乗っかってる気がする。

    同時に、ここでインターンしてると、企業ならではのパワー(規模の力)を実感することが多い。「こういうことやりたいんだけど誰か実装した人いないか」「こういうデータ使いたいんだけどどっかにないか」的なことをちょっと聞いたりすると、すぐさま何らかのモノが出てくるか、すぐにもっと詳しい人のところに繋がるのがすごい。大学でも、規模の大きい研究室では当たり前なのかもしれないけど、少なくとも自分の研究室ではそうではないし、大学では「力」よりも「頭」を使ってる(というか、頭もあまり使ってないかも・・・。)ほうが多いので新鮮だ。もちろん、ここでも頭はおそらく大学以上に使ってるんだけれども、それにパワー(力)が伴っていてとても良い環境だと思う。Googleでインターンしてた時にも思ったのだが、この環境をそのままごっそりと日本に持って帰って研究できたらどんなに良いことだろう。日本の研究室で、自然言語処理の研究をやるために、それではじゃあデータが必要だね、ってなって、じゃあクローラーを書き始めて、スクレイピングして、なんて一人やってる内にどんどんと追い抜かれていくのは目に見えてるな。

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  • 中の人 (Ustream)