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Microsoft Research@シアトルでのインターンから帰ってきました。コネ・社会経験ナシの情報系大学院生が、腕一本で「世界で一番アツい会社」に就職するまでの記録

Archive for 4月, 2008

マイクロソフトのカフェテリアに行って、ついつい「バイキングだ~!」って取りすぎてしまい、
レジのところでそういえば有料だったことに気づくまっとんですこんばんは。
Googleの功罪は良くも悪くも大きいと思う。

今日はミーティング的なものが何もないので朝からゴリゴリと実装を進めていく。扱うデータが大きいので、スクリプト言語(Ruby)に早々に見切りをつけてVisual Studio+C#に切り替える。非常にナイーブだけどベースライン的なものが動くようになって、やっぱり手を動かして実装しながら、実データをいじくりまわしてあーだこーだ考えたり相談しながら進めていくのはものすごく楽しい。これこそ研究の醍醐味だと思う。

で、飲み物の話。Google(本社)では、飲み物に加えてスナックと食事が全て無料で、しかも料理は一流シェフによる、有機素材を使った絶品であることはもはや有名な話だが、マイクロソフトでもドリンクは無料なんですね。ただ、実際に無料で飲めるドリンクは、コーラとかスプライトとかDr. PepperとかRoot Beerとか健康に悪い系が多くて、それを避けると小さい缶の100%ジュースとか、Talking Rainという甘みの無い炭酸飲料しか選択肢がない。

Googleでインターンしてたころ、Naked というとても美味しい生ジュース(?)がどれだけでも無料で飲めることに感動したのだが、この”Naked”、近所のスーパーにも売っているんだけど、買うと一本$3とか楽勝にかかってしまうので、無料でなければとても買って飲もうという気にならない。この”Naked”以外にも、Googleでは実に色んな種類のジュースが無料で飲めるので、「Googleで無料で飲めるドリンク」の完全なサブセットになっている「マイクロソフトで無料で飲めるドリンク」はどうしても見劣りがしてしまうのが残念なところ。それでも、スターバックス・ブランドのコーヒーマシンはあるし、そもそも全て無料でドリンクを飲めること自体にどれだけ助けられてるか分からないので、贅沢言うべきではないのかもしれない。

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  • 初めての週末なので早速シアトル散策に出かけてみた。レッドモンドとシアトル間はバスが頻繁に出ていて、しかも(前書いたように)会社支給のフリーパスで乗れる。所要時間もたった30分。

    SharedTalkで知り合った、シアトル近郊在住の Matt と合流してダウンタウンの有名どころ(Pike Place MarketやSafeco Fieldなど)をまわる。でも、観光はいつでも来れるし、ということで、軽くまわった後、ワシントン大学(UW)で開催されている Master Class なるものを見に行く。このUWの音楽科が主催するイベント、音楽科の学生が演奏して、それに対して有名な先生が指導をするところを一般公開して誰でも見にこられるようにしたもので、Mattと自分はお互いに音楽が好きで2人ともベースを弾くので誘ってくれたものだった。ホールで反響するせいか、先生の言ってることが聞き取りにくい。研究に比べて、音楽のことを英語で語る機会が圧倒的に少ないのも原因かも。

    その後は、同僚が教えてくれた、シアトルにある最大規模のベース専門店”Bass Northwest”に行く。期待して行った割にはそれほど品揃えがあるわけではなかった(大須コメ兵の楽器売り場ぐらい)。でもクオリティは高いものが多く、5弦のフレットレスがけっこう揃えてあるのには驚いた。値段も高いけど給料入ったら欲しいかも・・・。

    そんな感じでシアトル散策を終えて夜アパートに帰ると、中から「誰だー?」的な声がするので仰天する。それはこっちのセリフだ。階段の上からひょっこり顔をあらわしたのは見知らぬ青年。しばらく話してやっと状況を理解する。彼もMSRのインターンで来週開始なのだが、どこで間違ったのか、自分と同じで希望のアパートではなくここに割り当てられたということ。たしかにベッドルームが2つあるこんな大きいアパート(というか、これはもはや「家」に近い)に1人で住むのはおかしくて、ひょっとしたらそのうち誰か来てシェアすることになるかもね、という話だったのだが、その事態がけっこう早くやってきたらしい。世の中甘くないなぁ。

    ちなみに彼、ドイツから来ていて名前はAlexというのだが、一緒にインターンを始めたブラジル人2人の名前も Alexandro と Alexander というので(いまだにどちらか分からなくなる。マナカナじゃあるまいし)、また周りに Alex が1人増えたことになる。これも何かの縁なのかもしれない。

    ということで、希望と違うところに飛ばされたことに腹を立ててばかりでは始まらないので、なんとかしてやっていくしかない。でも、なかなか気さくで良いやつでほっとする。ルームシェアなんて生まれて初めてだけど、異なる国からきた2人が異国の地であれこれ悩んだり相談したりしながら生活していくのはけっこう面白い。2人でスーパー行って「おいなんでアメリカはこんなに大量の種類のベーグルがあるんだ」「でもこれどうやって食べようか?」「よくわからんがトースターあるから焼いてみるかww」みたいな。家に帰ったら独りで無いのも異国生活では心強い。

    ルームメイトといえば、ACLでも会議中の宿泊用にルームメイトの紹介サービスを提供してくれてるので、こういう偶然の出会いを楽しみつつ宿泊費を浮かすチャンスかもしれない。自分の場合、宿泊費は日当で出るし、ウチの研究室では部屋をシェアする習慣が無いので助かる。

    あと、ACL SRWのほうでも、Co-Chairの Ebru Arisoy がルームメイトのマッチングを(SRW参加者内で)斡旋してくれてるので、さらに濃い交流ができるかもしれない。現時点で参加者+Co-Chairsの中から(自分を含めて)4件希望が来てるらしく、SRWの規模を考えればみんなけっこう積極的だなと思う。ただ、国際会議中って、他の研究者と飲んだり観光に行ったりしてクタクタになって帰ってきてそのままベッドに倒れ込むのが筋なので、部屋でまで気を張って、会議が終わるころには疲れ切ってしまうかも・・・。

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  • なんか単なる「大学院生アメリカ生活日記」みたいになってきたけど気にしないまっとんですこんばんは。

    昨日、本当は「インターンのみんなでロッククライミングをして交流しよう!」的なイベントがあるはずだったのに、人数が少なかったのか突然中止になった。上司のhisami-sさんがロッククライミング好きで色々教えてくれたりしてちょっと楽しみにしてたのだが、次回待ち。ちなみに次回は「インターンのみんなでガラス細工を作って交流しよう!」的なイベントらしく、MSに限らずアメリカでは、こういう「小学生かおまえら」的なイベントを、親睦を深めるためにわざわざいい年こいた研究者とか大学院生にやらせるのはよくあることらしい。

    ということで時間ができたので銀行口座を作りに行ってくる。会社の近くの支店の窓口に行って、いろいろ個人情報を聞かれてすぐに完了。Visaのデビットカードも発行してもらえた。給料振込ももちろん重要だが、アメリカに口座を持ってると、外国の証券会社等に振り込んで、直接アメリカ株とかETFが買えたりするので楽しみ。もちろんインターン中はそんなお金を動かしているヒマなんて無いのだけれども。

    ところで行ってきた銀行とか不動産屋とかで対応してくれる人、「マイクロソフトで働いている」と言うと突然態度が良くなる気がする・・・。そもそもこの辺の会社の大部分がマイクロソフトに寄生(言葉は悪いが)しているようなもので、会社単位で斡旋とか契約してるためだろうと思うのだけれども、基本的に「無料のサービス精神」というものが店の人に無いアメリカではちょっと拍子抜けである。着いてから色々と交渉したり問い合わせたりしてばかりいたので、だんだんとそれを楽しみつつあったのに・・・。

    今日はもう少し時間があったので、街中まで出てプリペイド携帯を買ってくる。インターン中ほとんど使わないと思ったのだけれども、週末に人と会う用事があって、アメリカの携帯がどんなものか興味があったので試してみることにした。こちらはなんと個人情報は名前しか聞かれなかった。アメリカでプリペイド買うのは簡単だと聞いていたのだがこんなに簡単だとは。買ったのはT-MobileのNokia 2610。日本のと操作方法の勝手が違って分かりにくいのだが、確かに英文メールは若干入力しやすい。

    携帯で打つ英文メールって、いつも思うのだけれども、同じ内容を伝えるのに日本語よりも遙かに多いキーストロークが必要な気がする。それだから頭字語(acronym)とか略語(abbreviation)が発達したのだと思うが、ここはハードウェア的に(そしてソフトウェア的にも)なんとかすべきだと思った。それだからBlackBerryみたいなフルキーボードモデルが日本よりもポピュラーなのかもしれない。

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  • 今日からタイトルつけます。アーカイブに○○日目って数字だけが並んだら、初めてアクセスした人は、全部読むか全部読まないか、ランダムに読むかの選択肢しかないことに気づいたので。

    この日記は1日遅れで、つまり、平日家に帰ってから昨日のことを思い出しながら書いているのだが、(これにはちゃんとした理由があって、記憶力が極端に悪い自分は、昨日のことを思い出しながら書くと復習になるし脳トレにも良いから)日本は時差のせいでそもそも1日遅れみたいなもので、さらに昨日帰ってきて疲れて寝てしまったので日本から見たら3日遅れの日記を書いているまっとんですこんばんは。

    今日はミーティングに出させてもらう。一つはReading Groupというもので、日本で言うと輪講みたいなもの。誰か発表者がネタ(論文)を用意してきて発表して、参加者に解説した後(というか解説しているそばから)みんなで議論をするというもので、そこは大学でやってるのとそう変わりない。決定的に違うのは、そもそも時間が短いことと、内容が濃いこと。会議室の予約がそもそも1時間しか取ってないくて、終わると別のグループの人たちが来てしまうので、それまでに発表+議論を終えなければならない。ウチの研究室だと、ミーティングの開始時間だけが決めてあって、あとは雑談を交えながら(というか半分ぐらい雑談)だ~らだらやってるのだけれど、ここはMSRを見習ってせめて終わりの時間だけでも決めるべきかなと思った。あとは内容の濃さで、学会発表の後の質疑応答の時間を5倍ぐらいに濃縮したものを考えてもらうとわかりやすい。質疑応答の時間で、たまに質問者+発表者+別の質問者がエキサイトして議論を始めることがよくあるが、あれがずっと続いている状態。

    二つめに出させてもらったのは普通のミーティングなのだけれど、こちらも今回は外部グループの発表者がいて、NLPに関係ありそうなことを語りに来てくれるという感じ。こちらも発表しているそばから濃厚な議論が繰り広げられていく。

    正直、英語の問題もあって、この議論に「適切に」参加していくのはかなり難しいと思った。昔Googleインターン時の同期が、「日本で英語がダントツにできても、アメリカでは英語がダントツにできない部類に入るのでかなりつらい」ということを漏らしていたのだけれど、それをそのまま体感している。1対1で話している時には全然問題ないのだけれども。

    ということで、自分がGoogleでインターンしてたときよりも英語レベルはけっこう上達してるにもかかわらず、かなり大変だと感じているので、もうすこし参加者に求める英語レベルは高くしてもいいんじゃないかと思った。面接でグループディスカッションでもさせるとかも良いかもしれない(でもそうするとたぶん日本人は誰も通らないw)

    まあ、マーフィーの法則に「経験は、それを必要とした後ではじめて手に入るものである」という名言があって(初Hの時を思い出してもらうと分かりやすい)、自分はこの言葉が大好きで座右の銘としているのだが、それを心に留めながら精進する毎日である。

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  • マイクロソフトでの3日目

    マイクロソフトの社内で堂々とiPod Touchを愛用しているまっとんですこんばんは。リサーチだから良いけど本社のほうなら袋だたきに遭うこと必死。

    だんだんとスタートダッシュ時のドタバタが片付き、少しずつ環境が整ってくるころ。初めて午前中に何も用事が無いので早めに行ってどんどん作業を進めようと思うが、昨日遅く寝たせいか寝坊する。日本とやりとりするのは夜しか時間がないんだよね・・・。

    今日は海外から直接来ているインターンのためにオリエンテーションを実施してくれた。といっても、今週入った海外組は、ブラジルからの2人と自分の3人しかいないので、「また俺らか」という感じで合流。オリエンテーションといってもかなりフランクな感じで、外部の会社の中年女性が、アメリカでの生活に関すること(SSNや自動車免許の取り方、銀行口座の開き方)やら、周辺地域のローカル情報(病院やショッピングセンターなどなど)について優しくユーモアたっぷりに教えてくれた後、車に乗せて街中をまわってくれる。銀行口座やらSSNなんて、ものすごく役に立つ(というか、給料を振り込んでもらうのに必須)のだけれども、他にはけっこう知ってる情報とかもあったりして(ようこそアメリカへ!みたいなガイドブックまでくれる)過保護な印象。このへん、生活に関しては基本的に放置プレイなGoogleのインターンとはえらい違いだ。どちらが良いかは好みの問題もあると思うけど。

    オリエンテーション後時間ができたので、中休みに日本に帰るためのTravelEndorsement(旅行許可)を責任者のところにもらいに行く。別のビルにオフィスがあるため、余裕を持って出かけたのに、移動に時間がかかった上、さらに迷ってしまう。自分が方向音痴なため建物の中でも迷うし、この巨大なキャンパス内で完全に迷わなくなるには3ヶ月ぐらいかかるんじゃないか。

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  • マイクロソフトでの2日目

    この調子で「マイクロソフトでの84日目」まで毎日日記を書くのかと思うと怖くなってきたまっとんですこんばんは。ちなみにインターンは12週間+中休み2週間。

    今日はオリエンテーションの2日目。また朝から社員の人の話を聞いたりビデオを見たり。会社の知財関係の話なんだけど、この辺はGoogleの時に体にたたき込まれたせいかけっこう退屈。途中で意識が飛びそうになる・・・。

    オリエンテーション後は、建物に入るためのカードキーをもらい、他のインターンの人たちと合流してシャトルバスを頼んで自分らの建物へ。マイクロソフトのキャンバスはあまりにも巨大なため、建物から建物まで歩いたら平気で何十分もかかってしまう可能性があるので、受付に言うと専属のタクシーみたいなのをすぐに手配してくれる。あまりにも巨大なため、初日に空港からタクシーで高速下りたときに「マイクロソフトはどこなんですか?」って運ちゃんに聞いたら「いやいや、もうマイクロソフトのど真ん中にいるがな!」って言われたぐらい。名古屋大学の東山キャンパスを知ってる人なら、東山キャンパス(山の上を含む)~中京大学~南山大学をすべて含んでぐるっと囲むような領域を考えてもらえばその大きさがイメージしやすい。ローカルな例えでごめんなさい。東京ドームだと何個分だろう。

    自分の席に行ってPC等を簡単に確認した後に、hisami-sさんに連れられてラボの人たちに紹介してもらう。いろんな人がいてみんな気さくな感じで良かったのだが、MTに関わってる人が多い印象。自分の研究室では少なくともSMTやってる人(やってた人)が誰もいないので、話についていけるか心配だ。ちなみに自分は今年来た最初のインターンらしく、部屋も独占状態で使える。5月になったら少しずつ増えてくるそうな。

    Microsoftの社員の特典は実に色々ある(多すぎて覚えられない)のだけれど、一つはこのあたりからシアトルにかけてのバスに全て無料で乗れること。早速受付でフリーパスを発行してもらったので、バスにタダ乗りして帰ってくる。異国の地でバスに乗るのは苦手なんだけど(そもそも日本でもほとんど乗らない)、路線も割とわかりやすいしこれからお世話になりそう。

    本当はPCの環境(ハード+ソフト)とか、インターンのプロジェクトとか、肝心なことをものすごく語りたい(そしてたぶん読者の要望にも合ってる)んだが、NDAに抵触しそうでうかつに書けないのがもどかしいところ。でも、PC環境はすごくいいですよ。しかもインターンに割り当てられるPCのスペックが高いので、毎年インターンが去ってから社員の間で争奪戦になるそうな(笑)

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  • マイクロソフトでの1日目

    今日は、インターン1日目ということで、NEO(New Employee Orientation)に出席する。このオリエンテーション、インターンのみならず、その週から入社するフルタイム社員も全員参加するもので、時間通りに着いたのにもかかわらず凄い人の数。後で知ったがその人数はおおよそ200人弱。

    Microsoftについては、Googleでインターンしているときに、社員の間で「Microsoftに就職すると、最初の日に、Microsoftがいかに素晴らしい会社かを延々と聞かされて洗脳されるらしいよ」という噂がまことにしやかにささやかれていたのが印象深かったのだけれど、来てみて納得。いや、確かに内容はためになるし、雰囲気は全然「洗脳」という感じではなくフランクで楽しいのだけど、なにせ長さがね・・・。朝から午後4時までずっと話を聞いたりビデオを見せられたりしていると、そういう噂を皮肉たっぷりに誰かに話したくなるものだろう。ここは改善の余地あり。

    Googleのときは、オリエンテーションはもっと素っ気なかった。ごく最小限のペイパーワークと、会社の案内の後、昼にはメンターの人と会ってランチを食べていた記憶がある。日本からのインターンのシステムがまだ整ってなかったせいもあるかもしれない。(ちなみに今年からGoogle本社でインターンするにはアメリカのほうに直接申し込まなければならないらしいので、体験談でも聞いてみたい。Google Japanで雇われて本社に出張という形を取っていた自分らの代は運が良いのかもしれない)

    とはいっても、確かにMicrosoftの福利厚生はすごい。福利厚生の説明のときに、「インターンの人は関係無いから会議室の外に出てダベっててもいいよ」、って言われたにもかかわらず聞いててよかったと思った。ちなみにオリエンテーションの時に「今日一番近くから来た人!」「一番遠くから来た人!」みたいなことを聴衆に聞いていたのだが「日本から」と答えた自分が一番遠かった。この時期は、そもそもインターンの数自体が少なくて、自分みたいに海外から直接来ている人もあまりいない。そしてインターンは全員Research。そのせいでインターンは目立つみたいで、さっそく一緒にランチを食べたりして変な団結力を感じる(笑)

    時差と気温差のダブルパンチにやられて体調が思わしく無いので、オリエンテーションが終わってhisami-sさんに連絡した後そそくさと帰ってくる。今回の滞在、そもそも英語圏ということもあるし、前アメリカで2ヶ月住んでたこともあるので、異国の地という感じが全然しなく、むしろアメリカで「普通に下宿している」という感じ。スーパーで買い出しに行って自炊してたりとか。こういう環境のほうが逆にゆっくりと研究に集中できて良いかもしれない。

    帰ってからアパートの管理会社に電話して「もうここに住みます」という旨を伝えると、前に住む予定だったアパートの人が勝手に滞在を3ヶ月ほど延長した!らしく、そもそもこのアパートしか選択肢が無いことを知らされる。それならそうと連絡ぐらいくれよ、2日間迷った自分はなんだよ、と思ったのだが、そういえばここは、自分から自発的にアクションを起こさないと何も動かない国アメリカだったなと思い出して納得する。

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  • シアトル到着

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    無事シアトル-タコマ空港に到着しました。以下日記をつらつらと。

    ワシントン州は、今週は数十年来という寒波に見舞われているらしく、なんと雪が降っている。寒さにひるみながらも、アパートの管理会社へと鍵を取りにいくが、なぜか鍵置き場の中に鍵が無い。なんとチェックインの時間(午後5時)まで渡してくれないらしい。飛行機が着いたのが午前9時前。

    行く宛も無く、大きな荷物を持って雪の中で途方に暮れていると、たまたま鍵置き場の隣に住んでいる中年の女性が見つけてくれて、寒いだろうということで家に上げてくれる。見ず知らずの難民(?)にコーヒーまで出してもらって申し訳無いと思いながらも、しばらく話してると、オーストラリアから母親と息子で越してきたばかりらしく、なんと息子さんはマイクロソフトの社員。そもそもウン万人の社員を抱えるマイクロソフトのキャンパス周辺はアパートだらけで、住んでるのは社員(+家族)だらけのようだ。不幸中の幸いか、息子さんと会社のこととか色々話す。

    家の電話を貸してもらい、上司のhisami-sさんに連絡。しばらくして迎えに来てもらう。まだ5時まで時間があるので、Redmond市内まで出て食事をしたり買い物したりして時間をつぶしてから再度鍵を取りにいく。が、何かがおかしい。鍵に書いてあるアパート名が、予約してもらったアパートと全然違う。予約してもらったアパートはMSRビルのすぐ向かいにあって、徒歩数分なのだけれど、鍵のアパートは車で10分ぐらいかかるRedmond市内のど真ん中。しかもガレージの鍵付きなので、これは車で通うこと前提なのか?アパート管理会社に文句を言うと、本来住むはずだったアパートの人が今日チェックアウトするはずなのに、なぜか音信不通で鍵を返してもらうこともできないので、変更せざるを得なかった、とのこと。

    しょうがなく変更後のアパートに行って入ってみると、これがありえないぐらい広い。上に貼ったのはその写真なんだけど、まず1階にガレージと入り口、2階にLDK、そして3階にベッドルームx2とバスルームx2。hisami-sさんいわく、town houseという様式のようで、軽く1家4人が住めるぐらいの広さがある。会社までは自転車(mamoru-kさんに感謝)で25分ぐらいかかるのだけど、すっかり気に入ってしまったので、後で管理会社に「もうここでいいです」と伝えることにする。なので、もし誰かこの辺に遊びに来ることがあれば、ホテル代の心配はしなくていいですよ :) ベッドルームも片方は完全に手つかずだし。

    そんな感じで、初日は色々電話したりとかしてどたばたと終了。未だに英語の電話は苦手なのに(半分ぐらいhisami-sさんに代わってもらった)・・・。英語は子音重視の言語なので、電話のように高周波領域が弱いと極端に聞き取りにくくなる上、だいたい会社の電話口に出るような人は愛想が悪くてしかも早口なんだよね。逆に言うと、わざと音質を低くしたCD教材をつけて「電話の英語」みたいな教材を売り出したらリスニングの練習になって良いかもしれないとか変なことを考える。

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  • 飛行機、飛行機、飛行機

    ついにMSRのインターンへ向けて出発まであと1日となってしまった。先週J1ビザが下りて、スタンプ付きパスポートが届いたので、急いでスキャンして送って航空券(NGO→NRT→SEA)とアパートを手配してもらう。航空券発券が昨日(本当はもっと早くに予約完了してたのだが、最初に送ってきた予約が1日間違ってた)、アパート予約完了が今日というかなり滑り込みなスケジュール。心臓に悪いよ。

    昔デルタ航空に勤めてたという知人に会って色々と話を聞く。Portlandによく行っていたそうだが、Portlandの入国審査は非常に厳しいことで悪名高かったらしく、しかもそこの入管職員は毎日シアトルから来ていたようなので、Sea-Tacの職員も同じだとしたら入国審査は心してかかれ、との助言をいただく。今はどうなんだろうか。Microsoftの「印籠」をかざせば何とかなるとは思うけど(笑)。ビザ面接も、ほとんど顔パスならぬ会社名パスみたいなものだったし。

    今回はインターンの途中で2週間の中休みをもらって、一度帰国した後ACLに行くことになる。中休みに国内のワークショップ(@旭川)に出るので、直前にあわてないようACLに行くための航空券も予約しておく。いつもお世話になっている、大学生協の旅行カウンターの凄腕おばさん(失礼)もいつもは発着地と日を伝えるだけで瞬時に最適便を検索してくれるのだが、Port Columbus Int’l Airport(空港コードCMH)という見慣れない空港に今回ばかりはちょっと苦戦しているよう。

    結局、最も待ち時間の少なくて安いNorthwestのNGO→NRT→DTW→CMHに決定する。アメリカの航空会社はAAとUnitedに乗ったことがあるが、Northwestは初めて。別名Northworstと揶揄されるように評判悪いが、はたしてどうなんだろうか。この中休み中は、2週間で乗り換え含めて8回ぐらい飛行機に乗ることになる。もう何十回乗った今でも、いまだに乗るたびにわくわくしてしまう飛行機好きの自分だが、さすがにげんなりしてしまいそう。

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  • 昨日はACLのStudent Research Workshopのカメラレディを提出する。今回は本質的な改変はナシ(そもそも時間的にも6ページという分量的にも無理)で突っ込みのあった実験の部分だけ、パラメータ設定を見直して走らせ直す。無謀にも機械学習にかなり寄った話なので、査読者に実験設定について色々言われてしまったのだが、それだけでかなり糧になった感じ。SRWで良かった。

    提出したPDFでもここでコソーリ公開したかったのだが、あれだけあからさまにCopyright Transfer Formを書かされるとやっぱりやめといたほうがいいかな、と思う。しょうがなく個人ページのほうにエントリを追加するだけにしておく。

    そういえば、Googleのプログラマの給料についてのエントリを最近ちらほら見かける。

    Googleのプログラマの給料 | (仮)秋元@約束だゾ!!アッキー!!

    具体的な金額については、まぁそんなものかな、と思う一方で、だから何?という感じも否めない。Googleに行って分かったことの一つは、というか行く前からそもそも分かれよ、という話なのだが、一言にGoogleのプログラマといっても、たとえ肩書きが同じでもピンからキリまでいるということ。自分がインターンに行った2年前ですらそう感じたのだから、今ならもっと「能力のdiversity」は増えてる気がする。このエントリに載ってる数字が、最大値なのか最小値なのか平均なのか中央値かは定かではないが(というかそのいずれでも無い気がするが)、それに応じて給料のdiversityも大きいと仮定すればこの数字はほとんど意味がないんじゃないか。あくまで1つのケースとして楽しむに留めておきたい。

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  • 中の人 (Ustream)